マクラクラン勉/内山靖崇が快進撃で決勝進出 [楽天ジャパンオープン]

「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月2~8日/賞金総額156万3795ドル/ハードコート)のダブルス準決勝で、マクラクラン勉(日本)/内山靖崇(北日本物産)がサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/フリオ・ペラルタ(チリ)を7-5 6-4で破り、決勝進出を果たした。試合時間は1時間23分。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て大会初出場を果たしたマクラクランは、1回戦で予選勝者のトリート・ヒューイ(フィリピン)/アディル・シャマズディン(カナダ)を6-2 6-7(5) [10-7]で倒してATPツアー白星デビュー。内山は、錦織圭(日清食品)とのペアで臨んだ2014年の大会以来となるダブルスでのツアー勝利を挙げていた。続く準々決勝ではUSオープン優勝ペアで第1シードのジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)/オリア・テカウ(ルーマニア)を7-6(2) 7-6(3)で破る金星を挙げ、4強入りを決めていた。

 マクラクランと内山は、今大会が3度目のダブルス出場。今年6月にニュージーランドから日本に国籍変更した25歳のマクラクランは、3週間前のデビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」(大阪・靭テニスセンター/ハードコート)で日本代表入りを果たし、同ペアでデ杯デビューを果たしていた。

 シングルスにも出場していた内山は、1回戦で予選勝者のフランコ・シュクゴール(クロアチア)を6-3 3-6 6-1で倒して初のツアー勝利を挙げたが、2回戦で第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に3-6 4-6で敗れていた。

 マクラクラン/内山はツアー初優勝をかけて、第2シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)と対戦する。マレー/ソアレスは準決勝で、ドミニク・イングロット(イギリス)/ダニエル・ネスター(カナダ)を6-7(3) 6-1 [11-9]で下しての勝ち上がり。

ダブルスで決勝進出を果たしたマクラクラン勉(右)/内山靖崇
TOKYO, JAPAN - OCTOBER 07: (L-R) Yasutaka Uchiyama of Japan and Ben McLachlan of Japan celebrate during their men's doubles semi final match against Santiago Gonzalez of Mexico and Julio Peralta of Chile during day six of the Rakuten Open at Ariake Coliseum on October 7, 2017 in Tokyo, Japan. (Photo by Matt Roberts/Getty Images)

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