「やすおの世界テニス紀行」〜大前綾希子選手インタビュー!〜

こんにちは!
バルセロナはかなり秋らしくなってきました(^^)

大前綾希子選手(島津製作所)が練習に来ていました!
大前選手はついこの間から拠点をこの「Club Mollet」に移したばかりです。
そこで色々とインタビューをしてみました!

西岡:一週間練習お疲れ様でした!クレーコートでの練習はどうでしたか?

大前:ありがとうございました!正直疲れました(笑)日本ではクレーコートで練習をする機会はなかなかないので良い経験になりました。

西岡:そうですよね。日本にはNTCくらいしかレッドクレーはないですよね。では、何が違いましたか?

大前:クレーコートはウィナーが決まりにくく、1ラリー、1ポイントが長いです。決めたと思っても返ってくるので、常に組み立てを意識していないといけないところがハードコートとは違いました。しかも、ボールも跳ねるし、イレギュラーもするので、集中力の持続力が必要だなと感じました。私がここに来て最初にコーチに言われたのが、ショットの深さでした。イレギュラーがあるのでタイミングだけでは打てません。しっかりボールの後ろに入り、構えて、重たくて深いショットを打たなければ打ち込まれてしまいます。普段の自分のプレーだけではクレーで勝つのは難しいと感じました。それと、驚いたのはクレーでも攻撃的なテニスがメインということです。私のクレーのイメージは、後ろに下がってストローク主体のディフェンスといったものでした。でも、コーチ陣は「中に入れ」「ボールを落とすな」「ネットに繋げろ」と攻撃的なものが多くてビックリしました。

西岡:僕もスペインでコーチをしててそれを思いました。ディフェンスはもちろんですが、オフェンス部分をとてもしっかり練習しています。特にコートを広く使う能力は必要不可欠だと思います。

大前:パワーだけではなくて戦略的な部分も多いなと感じました。でも、アドバイスはシンプルで練習も球出しの基礎練が多く、特に動きのステップなどを変えて、また一から色んな部分を見直す事が出来ました。

西岡:なぜ拠点をバルセロナにしたのですか?

大前:実は去年のフレンチオープン前のクレーでの試合で0-6.0-6というスコアで負けました。それが衝撃的でクレーコートの難しさと重要性を感じました。あと、友人の江口実沙選手が拠点をここに変えてから、テニスがすごく変わりました。それを間近で感じて私も新しい事にチャレンジしようと思いました。今年グランドスラムの予選には出場する事が出来ましたが、さらに上を目指すには何か足りないと思いました。コーチの増田健太郎さんや、北山さんとも相談して新しい環境を決めました。

西岡:そうなんですね。新しい環境に入るということは色んな決断がいりますよね。それでは今シーズンも残りわずかですが、来シーズンも含めて抱負をお願いします!

大前:今シーズンは全日本選手権や日本リーグなど日本での大会があります。昨年は全日本選手権で優勝することができたので、今年は二連覇を目指しています。来シーズンはグランドスラム本戦でプレーできるように頑張りたいと思います!!

西岡:大前選手ありがとうございました!是非頑張ってください!

これからも練習に来た選手などにインタビューしていきたいと思います!
それではまた(^^)

¡Adios!
Yasuo.(^ー^)ノ

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