東京・有明で開催された「楽天ジャパンオープン」(ATP500/有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月2~8日/賞金総額156万3795ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、ダビド・ゴファン(ベルギー)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 7-5で下して優勝し、準優勝に終わった昨年の雪辱を果たした。

 この勝利で、ゴファンの連勝数は9に更新された。これには、先週に彼が3年ぶりのツアー・タイトルを獲得した深圳(中国)での4勝も含まれる。彼は昨年の東京での決勝で、ニック・キリオス(オーストラリア)に敗れていた。

画像: 大会初優勝を飾ったダビド・ゴファン (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

大会初優勝を飾ったダビド・ゴファン (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

 この優勝により、ロンドンでのATPファイナルズ出場権をかけたレースで、ゴファンは8位となる。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とスタン・ワウリンカ(スイス)が故障で欠場することが決まっているため、10位に入ればシーズン末のエリート大会への出場権を得られることになる。

 マナリノは、初のATP大会優勝をかけたこの試合で、ゆっくりとスタートを切った。ゴファンは第1セット第4ゲームに、ダウンザラインのフォアのウィナーで最初のブレークに成功。それから第7ゲームにもふたたびブレークを果たし、第1セットを先取した。

 準決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)を倒したマナリノは、キャリア初となるトップ5に対する勝利を記録した。この日の決勝で、彼は第2セットの半ばに足がかりを見つけ、ゴファンのサービスゲームをブレークして4-2とリードを奪った。

 しかし、ゴファンは直ちにブレークバックし、第11ゲームに再度ブレークに成功。ゴファンは6-5から自分のサーブを迎え、これをラブゲームでキープした。

「ここ数週間というもの、サービスの調子がいい」とゴファンは言った。

「ラリーの間、彼(マナリノ)は本当にフラットでボールを打っていた。これがコートサーフェスの特質と相まって、バウンドが非常に低くなっていたんだ。ラリーの間、彼に対して食い下がるのは、すごく脚に堪えたよ」とゴファンは振り返った。

画像: キャリア4度目の決勝でダビド・ゴファンに敗れ、初のツアー優勝を逃したアドリアン・マナリノ (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

キャリア4度目の決勝でダビド・ゴファンに敗れ、初のツアー優勝を逃したアドリアン・マナリノ (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

「第2セットが始まったとき、彼はよりアグレッシブにプレーし、僕のリターンは十分とは言えない状態だった。彼のサービスがよくなり始めたので、僕はより攻撃的な何かをする必要があった。最初の6ゲームでの彼は、本当に心地よさそうにプレーしていたからね。少しすると、僕は彼のサービスをよりよく読めるようになり、それからラリーで主導権を握ることができるようになったんだ」

 ゴファンは今季、ハードコートで33勝を挙げている。これは、同日夜にチャイナ・オープンで今季6勝目を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)の34勝に次ぐ記録で、ツアー2位の数字だ。

 マナリノは、1シーズンに28勝という2015年の自己ベストと同じ数字の勝利を手に、日本をあとにすることになった。

 またダブルスでは、日本のデビスカップ代表でもあるマクラクラン勉(日本)/内山靖崇(北日本物産)が、絶対的優勝候補だったジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)を6-4 7-6(1)で倒す驚きの勝利で、ツアー初優勝を果たした。(C)AP(テニスマガジン)

画像: ダブルス優勝のマクラクラン勉(左)/内山靖崇 (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)

ダブルス優勝のマクラクラン勉(左)/内山靖崇 (撮影◎井出秀人/テニスマガジン)


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