ゲルゲスが地元ロシアのカサキナを退け、タイトルを待ち続けた6年に終止符 [VTBクレムリン・カップ]

 ロシア・モスクワで開催された「VTBクレムリン・カップ」(WTAプレミア/10月16~22日/賞金総額79万0208ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)がダリア・カサキナ(ロシア)を6-1 6-2で下し、WTAタイトルを求め続けた6年の待ち時間に終止符を打った。

 カサキナはゲルゲスよりランキングが一段低いだけの28位だったが、ゲルゲスは楽々と勝利に向け突き進んだ。

 ゲルゲスは、カサキナが獲得ゲーム1の数字を何とかスコアボードに刻む前に、第1セットの最初の5ゲームを勢いよく連取した。

 第2セットの出だしのカサキナは、ゲルゲスの最初のサービスゲームで3つのブレークポイントを握るなど、より抵抗を見せたが、それらのチャンスをものにすることができず、次のゲームで逆に自分のサーブをブレークされてしまった。

 この結果でゲルゲスは、シングルス決勝での成績を3勝7敗に改善させた。これ以前の彼女の最後のタイトルは、2011年のシュツットガルトでのものだった。この土曜の決勝に先立ち、彼女は6度連続で決勝に敗れており、うち3つは今年の夏の2ヵ月の間(マヨルカ、ブカレスト、ワシントンDC)に起きていた。(C)AP(テニスマガジン)

写真は武漢の大会でのユリア・ゲルゲス
WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 26: Julia Goerges of Germany plays a forehand during the second round Ladies Singles match against Agnieszka Radwanska of Poland on Day 3 of 2017 Dongfeng Motor Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 26, 2017 in Wuhan, China. (Photo by Yifan Ding/Getty Images)

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