元USオープン準優勝ロベルタ・ビンチが引退のプランを発表

 元USオープン準優勝者、ロベルタ・ビンチ(イタリア)が、5月のイタリアン・オープンのあとに、プロ・テニスから引退するという。34歳のビンチは、ツイッター上と、ガゼッタデルスポルト紙上のインタビューの中で発表した。

 今季故障で苦しみ、そのせいでランキングを117位にまで落とした彼女は、シーズン半ばの母国の大会で引退する決心をしたと言った。

 ビンチは、「ローマに最高の調子で至ることを目標としつつ」、1月のオーストラリアン・オープンの予選に出場する。「私は、華々しくコートを去っていきたいの」。

 2015年USオープンの準決勝で、ビンチはセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)相手に番狂わせを演じ、セレナが1年の間に4大大会のすべてで優勝する『真のグランドスラム』を達成することを妨げた。彼女は決勝で、同胞のフラビア・ペンネッタ(イタリア)に敗れていた。

 ビンチはダブルスで世界1位に就いたことがあり、サラ・エラーニ(イタリア)とのペアで、キャリア・グランドスラムを達成している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2015年USオープンの表彰式でインタビューを受けるロベルタ・ビンチ(左)
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 12: Broadcaster Robin Roberts interviews Roberta Vinci of Italy after she lost to Flavia Pennetta of Italy during their Women's Singles Final match on Day Thirteen of the 2015 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 12, 2015 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. Pennetta defeated Vinci 7-6, 6-2. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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