錦織に続き、ナダルも出場を取り消し [ブリスベン国際]

 世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、新シーズンに向け手の『準備開始の遅れ』を理由に、「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月7日/賞金総額52万8910ドル/ハードコート)への出場を取り消した。

 ブリスベン国際のディレクターを務めるカメロン・ピアソン氏は、木曜日にナダルから棄権の知らせを受けたと発表した。

 11月半ばのATPファイナルズ(イギリス・ロンドン)で、ダビド・ゴファン(ベルギー)に敗れたあと、右膝の痛みを理由に大会を途中棄権していたナダルは、正式発表に先立って、ツイッターを通し、「今年、ブリスベンには出場しないと発表しなければならないことを残念に思う。プレーしたいと思っていたが、2017年の長いシーズンと、準備開始の遅れのあと、僕の準備はまだ整っていない」とメッセージを発していた。

 彼はその後、「(1月)4日にメルボルン入りし、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)のための準備を始めたときに、オーストラリアのファンたちに会うことになるだろう」とツイートした。

 ナダルはまた、今週に予定されていたアブダビでのエキシビション大会の出場も取り消していた。

 なお、同じく大会出場を予定していた錦織圭(日清食品)も、すでに欠場を表明している。

 2017年にナダルが決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたオーストラリアン・オープンは、1月15日から開始する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はATPファイナルズ(イギリス・ロンドン)でのラファエル・ナダル(スペイン)
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 13: Rafael Nadal of Spain leaves the court after defeat in his Singles match against David Goffin of Belgium during day two of the Nitto ATP World Tour Finals at O2 Arena on November 13, 2017 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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