USオープン準優勝のアンダーソンがカレーニョ ブスタを下して準決勝へ [ムバダラ・ワールド・テニス選手権]

 新シーズン開幕前の恒例となっている「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ/12月28~30日/ハードコート)で、USオープン準優勝者のケビン・アンダーソン(南アフリカ)がパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)をストレートで下し、変わらぬ好調ぶりを見せた。このエキシビションには、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)も出場している。

 世界14位のアンダーソンは、同10位のカレーニョ ブスタを6-3 7-6 (2)で下し、世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)の待つ準決勝に歩を進めた。

 アンダーソンは、ATPツアーでの対戦成績でカレーニョ ブスタに対して3勝0敗とリードしており、今回の対戦でも、印象的なサービスゲームによって、その記録を裏切らない戦いぶりを見せた。

 この3日間に渡る男子のエキシビションは、土曜日にフレンチ・オープン優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する予定になっているセレナの試合のため、一時中断する。

 セレナは、妊娠8週間のときにプレーして優勝したオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来、大会でプレーしていない。彼女は9月に、初子である女の子を出産している。

 一方ジョコビッチは、7月のウインブルドン準々決勝を右肘の故障を理由に棄権して以来、プレーしていなかった。彼は金曜日の準決勝で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。

 バウティスタ アグートは、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5 6-2で下して勝ち上がった。

 やはり7月から腰の故障のためプレーを控えていたアンディ・マレー(イギリス)もまたこの大会に姿を見せていたが、彼はカムバックに向けトレーニングするためだけにここに来ていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は準決勝に進出したケビン・アンダーソン(南アフリカ)
ABU DHABI, UNITED ARAB EMIRATES - DECEMBER 28: Kevin Anderson of South Africa plays a forehand against Pablo Carreno Busta of Spain during his men's singles match on day one of the Mubadala World Tennis Championship at International Tennis Centre Zayed Sports City on December 28, 2017 in Abu Dhabi, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

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