コンタがキーズを倒す、スビトリーナも勝ち上がり [ブリスベン国際]

 オーストラリア・ブリスベンで開催されている「ブリスベン国際」(WTAプレミア/12月31日~1月6日/賞金総額100万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第5シードのジョハナ・コンタ(イギリス)がUSオープン準優勝者のマディソン・キーズ(アメリカ)を4-6 6-4 6-3の接戦の末に倒し、勝利で新シーズンをスタートさせた。

 USオープンでの1回戦敗退を含め、コンタは2017年の最後の4試合に敗れた難しい時期を経て、このオーストラリアン・オープン前哨戦に乗り込んできた。

 第1セットを落としたあと、コンタは迅速に態勢を立て直し、第2セットと第3セットの序盤に重要なサービスブレークを果たした。彼女は2度目のマッチポイントをものにしてキーズのサービスを破り、2時間強の戦いにけりをつけた。

「(シーズンの)こうも早い段階で、ここまで質の高いプレーをする機会を得るというのは、私にとってよいこと以外の何ものでもないわ」とコンタは言った。「そして3セットマッチを勝ち抜き、コート上でこれだけの時間を費やせたというのもいいことよ」。

 自身にとってキャリア最高の進撃だったUSオープン以降、わずか2つ目の試合をプレーしたキーズは、湿度の高かったこの日、パット・ラフター・アリーナで11本のサービスエースと37本のウィナーを決めたが、同時に38本のアンフォーストエラーをおかした。

「今日はいいテニスができたわ。私はここ4ヵ月、1試合もプレーしていなかった。だからこれは私にとって勝利みたいなものよ」とキーズは言った。「私は非常にいいプレーをした。彼女は私よりいいプレーをしたけど、私はそのことに心を乱されてはいない」。

 そのほかの試合では、第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に対する6-2 6-4の勝利で新年を祝った。2012年大会の優勝者、カイア・カネピ(エストニア)はダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-2で退けた。

 また、ふたりのシード選手が1回戦負けを喫した。レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が第8シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)を6-3 6-2で破り、予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が第6シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を1-6 6-3 7-5で倒したのだ。

 ウインブルドンで2度優勝した経歴を持つぺトラ・クビトバ(チェコ)はウイルス性の病気のため月曜日の朝に棄権を決め、代わりにヘザー・ワトソン(イギリス)がドローに滑り込んだが、ワトソンは0-6 3-6でアネット・コンタベイト(エストニア)に敗れた。(C)AP(テニスマガジン)

※トップ写真はジョハナ・コンタ(イギリス)
Photo: BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 01: Johanna Konta of Great Britain plays a backhand in her match against Madison Keys of USA during day two of the 2018 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 1, 2018 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

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