第1シードのウォズニアッキ「100%の調子で試合をするにはあと数試合必要」 [ASBクラシック]
ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(WTAインターナショナル/1月1~6日/賞金総額25万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、 第1シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-2 6-2で下し、準々決勝へ駒を進めた。
1回戦で1時間もかけずにマディソン・ブレングル(アメリカ)を下したあと、ウォズニアッキは、第2セット第1ゲームで自分のサービスゲームを落としたにも関わらず、今回もノーシードのマルティッチを倒すのに53分しか必要としなかった。
ウォズニアッキは強力なサービスを叩き込み、ファーストサービスからのポイントの89%を取って出だしから主導権を握った。彼女は深いグラウンドストロークで世界ランク90位のマルティッチを常にプレッシャー下に置き、相手にミスを強いた。
「アグレッシブな姿勢を保とうと努めているの」とウォズニアッキは言った。「私はまだ少しアンフォーストエラーをおかしている。100%の調子でプレーするにはまだ数試合が必要だけど、今日もかなりいいプレーができたと感じたわ」。
ウォズニアッキは、24分で取った第1セットの第2、第8ゲームでマルティッチのサービスをブレークした。また第2セットの出だしで自分のサービスを落としたものの、迅速に回復し、第4、第6ゲームでブレークバックした。
「オフシーズンの間に、練習で改善させる必要のあるすべてについての練習に打ち込んだの」とウォズニアッキは言った。「今、あとはそれをどうやって自分の試合、ナーバスになりがちな状況に組み入れていくかを模索し、やってのけるだけよ」。
一方、第2シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)が予選勝者のビクトリア・クズモバ(スロバキア)を6-4 6-0で破り、第3シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)はヨハンナ・ラーション(スウェーデン)を6-1 6-7(3) 6-2で下した。ポロナ・ヘルツォグ(スロべニア)はキルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-4 6-2で退けた。
ストリコバは1回戦でサラ・エラーニ(イタリア)を下すのに3時間以上をかけたが、今回もラーションを乗り越えるのに約2時間半を必要とした。
そのほかの試合では、シェイ・スーウェイ(台湾)が予選勝者のイザリン・ボナボントゥー(ベルギー)を6-4 6-3で倒し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケネン(アメリカ)はバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を6-4 7-6(6)で退けた
これでベスト8は出揃った。準々決勝の顔合わせはドローの上から、ウォズニアッキ対ケネン、アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)対サーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)、シェイ対ストリコバ、ヘルツォグ対ゲルゲスとなっている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
Photo: AUCKLAND, NEW ZEALAND - JANUARY 03: Caroline Wozniacki of Denmark plays a forehand in her match against Petra Martic of Croatia during day three of the ASB Women's Classic at ASB Tennis Centre on January 3, 2018 in Auckland, New Zealand. (Photo by Anthony Au-Yeung/Getty Images)
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