キリオスがハリソンを倒し、母国の地でのツアー初優勝 [ブリスベン国際]

 オーストラリア・ブリスベンで開催された「ブリスベン国際」(ATP250/12月31日~1月7日/賞金総額52万8910ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのニック・キリオス(オーストリア)がライアン・ハリソン(アメリカ)を6-4 6-2で下し、母国の地におけるATP初タイトルを獲得した。

 これはこの謎めいた22歳のオーストラリア人にとってキャリア4つ目のタイトルであり、2016年以来のものとなる。

 ハリソンは第1セットで5度ブレークポイントつかんだが、そのどれをも、ものにすることができなかった。キリオスは奮起して第7ゲームでセットの行方を分けるブレークを果たし、やや型破りなショットとサービスの純粋なパワーの混合によって、試合の主導権を握った。

 キリオスは大会を通して左膝に問題を抱えており、この決勝でも第1セットの最中にテーピングをやり直す必要に迫られた。その後、彼はよりのびのびと動き始めたように見え、1月15日に始まるオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも問題はないだろうと話した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はニック・キリオス(オーストラリア)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 07: Nick Kyrgios of Australia celebrates victory after winning the Men's Final match against Ryan Harrison of the USA during day eight of the 2018 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 7, 2018 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

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