車いすの部がスタート、前年優勝の上地結衣が初戦を突破 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、女子シングルス1回戦に登場した第1シードの上地結衣(エイベックス)がマジョレーン・バイス(オランダ)を6-3 7-5で下して初戦を突破した。試合時間は1時間32分。

 全豪に5年連続出場となる上地は、3度目の決勝進出を果たした昨年の大会で初優勝。同年はフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)も制し、グランドスラムのシングルス3冠を達成した。

 上地は準決勝で、サビーネ・エラルブロック(ドイツ)とルーシー・シューカー(イギリス)の勝者と対戦する。

 バイスと上地は今大会でダブルスのペアを組んでおり、第1シードとして臨む初戦の対戦相手はクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/シューカーとなっている。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と上地がともに初優勝。ダブルスではヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ゴードン・リード(イギリス)が初制覇、ジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)は2度目のタイトル獲得を果たした。

※写真は第1シードの上地結衣(エイベックス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Yui Kamiji of Japan plays a backhand in her match against Marjolein Buis of the Netherlands during the Australian Open 2018 Wheelchair Championships at Melbourne Park on January 24, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Pat Scala/Getty Images)

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