上地結衣/バイスが2年ぶりの優勝で、グランドスラム3勝目 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第1シードの上地結衣(エイベックス)/マジョレーン・バイス(オランダ)が第2シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)を6-0 6-4で破り、2年ぶりの優勝を果たした。試合時間は1時間22分。

 バイスと上地のコンビは今大会が11度目のダブルス出場で、グランドスラムでは2016年全豪と17年全仏でタイトルを獲得。両者はシングルス1回戦で対戦し、上地が6-3 7-5で勝っていた。今大会の1回戦では、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を6-1 6-3で破って勝ち上がっていた。

 上地は第1シードで出場しているシングルスでも決勝進出を決めており、単複2冠をかけて第2シードのデ グロートと対戦する。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と上地がともに初優勝。ダブルスではヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ゴードン・リード(イギリス)が初制覇、ジェシカ・グリフィオン(オランダ)/ファンクォトは2度目のタイトル獲得を果たした。

※写真は2年ぶりの優勝を果たした上地結衣(エイベックス/右)とマジョレーン・バイス(オランダ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Marjolein Buis (L) of the Netherlands and Yui Kamiji of Japan pose for a photo with the trophy, officials and ballkids after winning the women's wheelchair doubles final against Diede De Groot of the Netherlands and Aniek Van Koot of the Netherlands during the Australian Open 2018 Wheelchair Championships at Melbourne Park on January 26, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Pat Scala/Getty Images)

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