バボスがムラデノビッチとのダブルスでグランドスラム初優勝 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第5シードのティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が第2シードのエカテリーナ・マカロワ/エレナ・ベスニナ(ともにロシア)を6-4 6-3で下して優勝を果たした。試合時間は1時間20分。

 2015年シーズン以来のペア結成となったバボス/ムラデノビッチは、これまでにWTAツアー3勝を挙げ、グランドスラムでは2014年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で準優勝。ジュニア時代には、2008年と09年の世界スーパージュニア(ITF Grade A/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)でタイトルを獲得していた。

 今大会でのバボス/ムラデノビッチは、1回戦でナテラ・ザラミズ(ロシア)/セニア・ノール(スイス)を7-5 6-3で、2回戦でララ・アロアバレーナ/アランチャ・パーラ サントンハ(ともにスペイン)を3-6 6-3 6-4で、3回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)/ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)を7-5 6-2で、準々決勝で第1シードのチャン・ラティーシャ(台湾) /アンドレア・セスティニ フラバチコバ(チェコ)を6-4 0-6 7-6(6)で、準決勝では第8シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/ペン・シューアイ(中国)を6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスに第11シードで出場していたムラデノビッチは、初戦でアナ・ボグダン(ルーマニア)に3-6 2-6で敗退。バボスは1回戦で前年4強入りを果たした第10シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)を7-6(4) 6-2で倒したが、2回戦でカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に4-6 6-2 2-6で敗れていた。

 マカロワとベスニナのコンビは、2013年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)、2014年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で優勝。2016年にはリオ・オリンピックで金メダルを獲得し、WTAツアー最終戦(シンガポール/室内ハードコート)を制しており、この決勝はペアとしては同種目史上初となるスーパースラム(4大メジャー+五輪+ツアー最終戦制覇)達成がかかっていた。

※写真は女子ダブルス優勝のティメア・バボス(ハンガリー/右)とクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Kristina Mladenovic (L) of France and Timea Babos of Hungary pose for a photo with the championship trophy after winning the women's doubles final against Ekaterina Makarova of Russia and Elena Vesnina of Russia on day 12 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 26, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)

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