ウッデ/パイファーが2年ぶりの優勝で、4度目のグランドスラム制覇 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の車いすの部の男子ダブルス決勝で、第2シードのステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)が第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)を6-4 6-2で破り、2年ぶりの優勝を果たした。試合時間は1時間21分。

 両ペアは昨年のグランドスラムの決勝で3度対戦し、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)はウッデ/パイファーが、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)ではヒュウェット/リードが勝っていた。

 47歳のウッデと27歳のパイファーのコンビは、グランドスラムでは2011年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で初優勝を飾っており、この勝利で通算4度目のタイトル獲得となった。

 今大会でのウッデ/パイファーは、初戦でアダム・ケラーマン(オーストラリア)/ステファン・オルソン(スウェーデン)を6-2 6-2で破って決勝に進出。両者はシングルス準決勝で対戦し、ウッデが6-2 7-5で勝っていた。

 シングルスでも決勝進出を決めいるウッデは、単複2冠をかけて国枝慎吾(ユニクロ)と対戦する。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と上地結衣(エイベックス)がともに初優勝。ダブルスではヨアキム・ジェラード(ベルギー)/リードが初制覇、ジェシカ・グリフィオン/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)は2度目のタイトル獲得を果たした。

※写真は車いすの部の男子ダブルスで優勝したステファン・ウッデ(右)/ニコラ・パイファー(ともにフランス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Nicolas Peifer (L) of France and Stephane Houdet of France celebrate after winning the men's wheelchair doubles final against Alfie Hewitt of Great Britain and Gordon Reid of Great Britain during the Australian Open 2018 Wheelchair Championships at Melbourne Park on January 26, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Pat Scala/Getty Images)

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