8ヵ国監督が意気込みを語る [フェド杯アジア・オセアニア1部]
2月7日(水)から10日(土)にかけて、インド・ニューデリーで女子国別対抗戦「フェドカップ(フェド杯)」アジア・オセアニアグループ1部(RK カナ テニス・スタジアム/ハードコート)が開催される。開幕前日に8ヵ国の監督が集まり、大会に向けての意気込みを語った。
台湾|ワン・シーティン監督
「2年前の大会でアジア・オセアニアゾーンを勝ち上がり、ポーランドを倒してワールドグループ2に進出と素晴らしい結果を残した。だが、昨年は残念な結果でふたたびここにいる(笑)。現在は若く、ポテンシャルの高い選手が揃っているので、ベストを尽くすので、どれだけ戦えるか楽しみだ」
中国|監督代理
「体調不良で監督とヘッドコーチの到着が遅れている。選手たちは若く、ポテンシャルは高い。最高の選手が揃ったわけではないが、最高のポテンシャルを持った選手たちが揃った」
タイ|ビッタヤ・サムレジ監督
「今回の開催、招待していただいたことにインド・テニス協会に感謝している。全力を尽くしたい」
カザフスタン|ディアス・ドスカライェフ監督
「1996年にここへ選手としてきたが、そのときに比べてすごく施設が綺麗になった。ここにアジアのベストプレーヤーが揃った。昨年は我々が勝ち抜いてカナダと戦ったがワールドグループにいけなかった。国内最高の2人、ザリナ・ディアスとユリア・プティンセバが揃った。3番目、4番目の選手は10代で若く、チームに深みが欠けるかもしれないが、彼女たちに経験を積ませたいと思う。厳しいグループで簡単な試合はひとつもないが、レベルの高い試合が見せられると思う」
香港|カラン・ラストギ監督
「今日で5日目になるが、インドの方々のおかげで素晴らしい準備ができている。(2015年に降格して)昨年グループ2から昇格したが、3年間メンバーがほぼ変わっていないのがチームの強みだ。アジア最高の選手が揃うから厳しいのはわかっている。アメリカの大学を主戦場にするエウディス・チョンの活躍に期待している」
韓国|キム・ジンヒー監督
「アジアの競争は厳しく、私たちの目標はいつもグループ1に残ること。ベストを尽くしたい」
日本|土橋登志久監督
「監督3年目ですが、いろんな国を旅して様々な強豪国と戦うのを楽しみにしてきた。残念ながら、昨年はカザフスタン、一昨年は台湾に負けて一度も昇格したことはないが、バランスの取れたチームで各国と戦うのを楽しみにしている。いずれ、日本をはじめとしたアジアの国が世界ナンバーワンになることを皆さんと成し遂げたい」
インド|アンキタ・バンブリ監督
「我々にサーニャ・ミルザはいないが、シングルスの国内トップ2であるアンキタ・レイナとカルマン・タンディがいる。明日の中国戦は厳しい戦いになるが、ITFでよい結果を残している選手もいるので、何とか頑張りたい。インドは速いサーフェスが多いが、ここのセンターコートはかなり遅く、そこでこの数日しっかり練習してきたので、対応はできている」
編集部◎池田晋
※トップ写真は左から日本の土橋登志久監督、韓国のキム・ジンヒー監督、香港のカラン・ラストギ監督、インドのアンキタ・バンブリ監督、カザフスタンのディアス・ドスカライェフ監督、タイのビッタヤ・サムレジ監督、中国の監督代理、台湾のワン・シーティン監督
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