オランダ・ロッテルダムで開催されている「ABN AMRO ワールド・テニス」(ATP500/2月12~18日/賞金総額199万6245ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝。

 世界1位の座への帰還を確実にした翌日、ロジャー・フェデラー(スイス)はアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-3 7-6(3)で倒すことにより、決勝行きの切符を手に入れた。

 もし日曜日の決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を倒せば、36歳のフェデラーは、キャリア97番目のタイトルを獲得することになる。第2シードのディミトロフは、スイスの偉人フェデラーにプレースタイルが似ていたことから、キャリアの初期に「ベイビー・フェド」とあだ名された選手だった。

 ふたりの間の対戦成績では、フェデラーが6勝0敗でリードしている。

「我々のプレースタイルは似通っている。よりアグレッシブな選手、サービスがより安定している者が…明日、優位に立つことだろう」とフェデラーはコメントした。

 月曜日にランキングが更新されるとき、フェデラーはナンバーワンの座に就いた最年長のプレーヤーとなる。フェデラーが最後に世界1位だったときから5年以上が過ぎ去り、彼が最初に世界1位になったときからは14年が経っていた。

 フェデラーはこの日、セッピに対してややスローなスタートを切ったが、第1セットの最後の4ゲームを連取して6-3でセットを取った。第2セットは互いにサービスゲームをキープし合いながら進み、突入したタイブレークではフェデラーが簡単に試合を締めくくった。

 世界1位の座に戻るという目標を達成したフェデラーは、土曜日にはよりリラックスできていたと言った。

「たぶんプレッシャーがなくなったことが、少し助けになったのかもしれない」

 世界5位のディミトロフは、対戦相手で世界7位のダビド・ゴファン(ベルギー)がボールを左目に当てて途中棄権したため、試合半ばにして決勝行きを決めた。

 ゴファンがディミトロフのパワフルなフォアハンドを返そうとしとき、自分のラケットのフレームをとらえて軌道を変えたボールが自分の目に当たってしまった。ディミトロフはゴファンの様子を調べるため、すぐにネットの向こうに走っていった。

 ゴファンは治療を受けるためにコートから去り、それきり戻ってくることなく、勝利をディミトロフに手渡した。ディミトロフは第1セットを競り合いの末に6-3で取ったあと、第2セットでは0-1とリードされていた。

 フェデラーより10歳若いディミトロフは、キャリア9つ目のタイトルを目指して戦うことになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのロジャー・フェデラー(スイス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 28: Roger Federer of Switzerland plays a forehand in his men's singles final match against Marin Cilic of Croatia on day 14 of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 28, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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