「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月26日~3月3日/賞金総額305万7135ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのルカ・プイユ(フランス)が第7シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)に6-3 6-7(4) 7-6(5)で競り勝ち、ここ4週間で3度目のATPツアー決勝進出を決めた。

 ここ3週間の間にモンペリエで優勝し、マルセイユの決勝で敗れていたプイユは、決勝で第3シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。バウティスタ アグートはマレク・ジャジリ(チュニジア)を6-3 6-4で退け、ワイルドカード(主催者推薦枠)からの夢の進撃に終止符を打った。

 ドバイのこの時期には珍しい雨が、プイユ対クライノビッチの準決勝を30分ほど遅らせた。また、第2セット5-5の時点で7分、第3セットでプイユが4-3とリードしているときにも30分の中断があった。

 プイユは、もし土曜日の決勝で勝てば、ランキングを15位からトップ10以内に上昇させることになる。彼は6本のサービスエースを決めて、第1セットを6-3で先取した。

 ドバイを居住地とし、昨年も準決勝に進出していたプイユは、先週のマルセイユの準々決勝でクライノビッチをフルセットの戦いの末に倒していた。細かい霧状の雨が降る中、第2セットでプイユが1ブレイクで4-2とリードしたときには、今回はより簡単な試合になるかに見えていたのだ。ところがそこから、プイユの堅固だったサービスが揺らぎはじめ、アンフォーストエラーが増え始めた。

 クライノビッチはそこにつけこみ、第2セットを取り返した。第3セットはお互いがサービスゲームをキープしながら進み、ふたたびもつれ込んだタイブレークでプイユが競り勝って、2時間を超える戦いに終止符を打った。

「負けていたら、すごく辛い思いをしていただろうと思う」とプイユは試合後にコメントした。

「僕は第1セットと第2セット、6-3 5-3まで、ずっといいプレーをしていた。雨が降っているにも関わらず、プレーし続けたのは間違いだった。そのあとには、我々は動くことすらできなかったよ。ただサービスとリターンだけだった」

「第3セットは非常に競ったものだった。勝ち抜くことができて本当にうれしいよ」

 世界117位のジャジリは、1回戦で第1シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を倒したが、バウティスタ アグートと張り合うことはできなかった。

 バウティスタ アグートは第1セットの第2ゲームで、ジャジリのサービスゲームをブレークした。第2セットでは、ジャジリもブレークを奪ってよりよい戦いを見せたとはいえ、バウティスタ アグートはつかんだブレークチャンスふたつの双方をものにし、キャリア14度目の決勝に進出した。彼は1月のオークランドで、キャリア7勝目を挙げていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はルカ・プイユ(フランス)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - MARCH 02: Lucas Pouille of France returns a shot during his semi final match against Filip Krajinovic of Serbia on day five of the ATP Dubai Duty Free Tennis Championships at the Dubai Duty Free Stadium on March 2, 2018 in Dubai, United Arab Emirates (Photo by Tom Dulat/Getty Images)

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