フォニーニが3連覇中のクエバスを倒し、決勝でジャリーと対決 [ブラジル・オープン]

「ブラジル・オープン」(ATP250/ブラジル・サンパウロ/2月26日~3月4日/賞金総額58万2870ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第2シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)とニコラス・ジャリー(チリ)が対決することになった。

 フォニーニは土曜日の準決勝で、2015年から3連覇中だったディフェンディング・チャンピオンのパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-4 6-2で倒した。ジャリーはホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)に6-7(5) 6-4 6-4で競り勝った。

「またも素晴らしい日になった。第1セットを落としたとき、もう一度挽回できるだろうか、と考えたよ」とジャリーは言った。彼は準々決勝でも、第1シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)に対して第1セットを落としながら、2度のタイブレークを含むフルセットマッチの末に、挽回勝ちしていたのだ。

「試合が進むにつれより自信を持てるようになり、動きもよくなって、ブレークすることできた。ひとたびブレークするや、あとはただいいサービスを入れ、1ポイントずつ戦っていくだけだった。そして、ことは僕に有利な方向に転んだ」

 ブラジル・オープン決勝は、このイタリア人とチリ人の間の初対戦の場となる。そして、この双方がブラジル・オープンで優勝した経験を持たず、22歳のジャリーにとっては初のATPツアー決勝となる。

 フォニーニは決勝に至る過程で、予選勝者のジョアン・ドミンゲス(ポルトガル)、ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)、そして第3シードのクエバスを倒した。

 ジャリーは、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、第6シードのギド・ペラ(アルゼンチン)、ラモス ビノラス、そしてゼバロスを倒して決勝に勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はリオデジャネイロの大会でのファビオ・フォニーニ(イタリア)
RIO DE JANEIRO, BRAZIL - FEBRUARY 19: Fabio Fognini of Italy returns a shot to Fabio Fognini of Italy during the ATP Rio Open 2018 at Jockey Club Brasileiro on February 19, 2018 in Rio de Janeiro, Brazil. (Photo by Buda Mendes/Getty Images)

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