初ペアのロブソン/シュトーラが小堀桃子/村松千裕を下してダブルス優勝 [慶應チャレンジャー女子]

 ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「慶應チャレンジャー国際テニストーナメント」(本戦3月6~11日/賞金総額2.5万ドル/神奈川県横浜市・慶應義塾大学日吉キャンパス/ハードコート)の本戦5日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルス決勝が行われた。

 ダブルス決勝は、第2シードのローラ・ロブソン(イギリス)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)が小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/村松千裕(グラムスリー)を5-7 6-2 [10-4]で倒して大会を制した。試合時間は1時間16分。

 ロブソンとシュトーラのコンビは、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。ふたりはシングルスにも出場していたが、第5シードのロブソンが準々決勝で予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)に4-6 4-6で、シュトーラはカミラ・ロザテロ(イタリア)に4-6 3-6で敗れていた。

 今大会でのロブソン/シュトーラは、1回戦で予選勝者のユキ クリスティーナ・チャン(アメリカ)/ユリア・ワハチク(ドイツ)を6-3 6-3で、準々決勝で藤原里華(北日本物産)/ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を3-6 6-4 [10-5]で、準決勝では予選勝者の加治遥(島津製作所)/清水綾乃(Club MASA)を6-4 6-4で下して決勝進出を決めていた。

 海外勢が4強を独占したシングルスは、第7シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が予選勝者のキャサリン・セボフ(カナダ)を6-7(3) 6-2 6-2で、予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)はハン・ナレ(韓国)を4-6 6-3 6-1で破り、それぞれ決勝に進出した。

 大会最終日の3月11日(日)は11時30分から、女子シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

表彰式スピーチ・抜粋|情報提供◎大会事務局

ローラ・ロブソン(女子ダブルス優勝)

「まず初めに、この大会を運営している団体の皆様、素晴らしい1週間を過ごすことができ、ありがとうございました。皆様とても優しく、頼りがいがあり、雨の日も多かったですが、その中でも皆キビキビ動いていらして素晴らしい大会を開催して下さいました。最後にパートナーのシュトーラ選手ありがとう。そして、準優勝の小堀選手、村松選手おめでとうございました」

ファニ・シュトーラ(女子ダブルス優勝)

「まず初めに、コーチをしてくれている父にありがとうと言いたいです。また、寒い中観戦に来てくれた皆様、本当にありがとうございます。そして、準優勝の小堀選手、村松選手おめでとうございます。最後に、パートナーのローラ、ボールボーイ、そして本大会の運営に関わっているすべての人、本当にありがとうございました。来年また、ここに来ることが待ち遠しいです」

女子シングルス準決勝

○8ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[7] 6-7(3) 6-2 6-2 ●10キャサリン・セボフ(カナダ)[Q]

○21ハリエット・ダート(イギリス)[Q] 4-6 6-3 6-1 ●30ハン・ナレ(韓国)

女子ダブルス決勝

○16ローラ・ロブソン/ファニ・シュトーラ(イギリス/ハンガリー)[2] 5-7 6-2 [10-4] ●3小堀桃子/村松千裕(橋本総業ホールディングス/グラムスリー)

※写真は左から大会副委員長の栗岡威氏(庭球三田会長)、女子ダブルス優勝のローラ・ロブソン(イギリス)、ファニ・シュトーラ(ハンガリー)
写真提供◎慶應チャレンジャー広報部

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