大坂なおみがトップ5から2度目の勝利、プリスコバを倒して準決勝へ [BNPパリバ・オープン]

「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月7~18日/賞金総額864万8508ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、大坂なおみ(日清食品)が第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 6-3で退け、ベスト4進出を決めた。試合時間は1時間18分。

 WTAツアーで大坂が4強入りしたのは、準優勝だった2016年9月の東京(WTAプレミア/ハードコート)以来で2度目となる。

 今大会の本戦に2年連続出場となる大坂は、昨年の大会で3回戦まで勝ち上がり、マディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、プリスコバとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年8月にトロント(WTAプレミア5/ハードコート)の3回戦で初対戦しており、大坂の第3セット途中棄権でプリスコバが勝っていた。

 トップ5の選手と6度目の対戦だった大坂は、昨年10月の香港(WTAインターナショナル/ハードコート)の2回戦でビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を破ったのに続く2勝目を挙げた。

 今大会での大坂は、1回戦で元世界ナンバーワンのマリア・シャラポワ(ロシア)を6-4 6-4で、2回戦で第31シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 6-2で、3回戦で予選勝者のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を6-3 6-3で、4回戦ではマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 5-7 6-1で倒して8強入りを決めていた。

 大坂は準決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは準々決勝で、ぺトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-4 6-7(5) 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真は準々決勝で対戦した大坂なおみ(日清食品/右)とカロリーナ・プリスコバ(チェコ/左)
INDIAN WELLS, CA - MARCH 14: Naomi Osaka of Japan shakes hands with Karolina Pliskova of the Czech Republic after a stright set victory during the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 14, 2018 in Indian Wells, California. (Photo by Harry How/Getty Images)

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