「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月8~18日/賞金総額890万9960ドル/ハードコート)でベテラン選手たちが、大きな障害もなく準決勝に歩を進めた。

 女子シングルスで37歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)も勝ったその日、36歳のロジャー・フェデラー(スイス)は記録的6度目のインディアンウェルズ優勝に向け、また一歩前進した。

 木曜日のナイトマッチで行われた男子シングルス準々決勝で、第1シードのフェデラーは第23シードのチョン・ヒョン(韓国)を7-5 6-1で下し、今季の戦績を2006年のキャリアベストとタイの16勝0敗とした。

 フェデラーは1月のオーストラリアン・オープンで優勝し、しばらくして世界1位の座を取り戻した。ビーナスは昨年、オーストラリアン・オープンとウインブルドンで準優勝したあとに、トップ10に返り咲いた。

「自分がいいレベルをキープできていることを、ただただうれしく思っている。ビーナスについても同じだ」とフェデラーは言った。

「彼女が一貫性をもって簡単に準決勝や決勝に進出し、大会で勝っていることについて、彼女のためにうれしく思う」

 ロッド・レーバー(オーストラリア)やピート・サンプラス(アメリカ)が見守る中、フェデラーは12本のサービスエースを刻み、1度だけサービスゲームをブレークされた。

 フェデラーとチョンが最後にプレーしたのは、1月のオーストラリアン・オープン準決勝でのことだ。そのときには、チョンが左足のひどいマメのため、1-6 2-5となったところで棄権した。フェデラーはそのまま最後まで勝ち抜いて36歳にして優勝を遂げ、その少しあとに世界1位に返り咲いた。

「僕はあるプランを持っていたが、それを絶えず調整して、状況に適合させている」とフェデラーは言った。

「それは風かもしれないし、対戦相手かもしれない。相手のパターンがどんなものか、(事前には)はっきりわからないわけだからね。よく分からない、というのは、割と好きなんだ。ちょっぴり怖いとはいえね」

 自分のサービスゲームをキープすれば試合終了、という場面で、フェデラーの不安定なバックハンドが最初のマッチポイントを台無しにした。それからフォアボレーがコートを割り、チョンにブレークチャンスを与えた。しかし、続くチョンのフォアハンドのミスでふたたびデュースとなり、フェデラーは2度目のマッチポイントをサービスエースで締めくくった。チョンはこのコールにチャレンジしたが、結果は覆らなかった。

 次のラウンドで、フェデラーは、もうひとりの若手、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは第7シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を2-6 6-4 7-6(3)の大接戦の末に下した。アンダーソンに対する過去の対戦で3戦3敗していたチョリッチにとって、これはこのベテランに対する初の勝利だった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は準々決勝で対戦したロジャー・フェデラー(スイス/左)チョン・ヒョン(韓国/右)
INDIAN WELLS, CA - MARCH 15: Roger Federer of Switzerland is congratulated by Hyeon Chung of Korea after their match during of the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 15, 2018 in Indian Wells, California. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)


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