ビーナス・ウイリアムズがストレート勝利で準決勝へ [BNPパリバ・オープン]

 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(3月7~18日/WTAプレミア・マンダトリー/賞金総額864万8508ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が第27シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-3 6-2で下し、ベスト4に歩を進めた。

 1997年に16歳の予選勝者として初めてこの大会で名乗りを上げたビーナスは、37歳となった今、ここインディアンウェルズでの初タイトルを目指している。

 ビーナスはここまで、この大会で一度も決勝に進出したことはない。そうするためには、準決勝までの4試合で一度もセットを落としていない絶好調の20歳、ダリア・カサキナ(ロシア)を倒さなければならならない。第20シードのカサキナは準々決勝で、第10シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-0 6-2で退けた。

 37歳のビーナスは、ドローの中で最年長のプレーヤーだ。彼女は初出場だった1997年に準々決勝に進出し、最終的にリンゼイ・ダベンポート(アメリカ)に敗れる前に、トップ10選手相手の初勝利を記録していた。

 木曜日にビーナスは、71分の試合でスアレス ナバロに対してここ4戦で4度目となる勝利を収めた。旋風の中で行われたこの試合で、スアレス ナバロは29本のアンフォーストエラーを犯し、対するビーナスは17本だった。

「コート上で何が起ころうと構わない。私はただ、自分のテニスを実践しようと努めるだけよ」とビーナスは言った。

「このようなスコアを願ってはいるけど、実際にそれを手に入れられるかは、やってみるまで決してわからないものよ」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)
INDIAN WELLS, CA - MARCH 15: Venus Williams celebrates match point against Carla Suarez Navarro of Spain during the BNP Paribas Open at the Indian Wells Tennis Garden on March 15, 2018 in Indian Wells, California. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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