大坂なおみが世界1位から初勝利、ハレプを倒して初タイトルに王手 [BNPパリバ・オープン]

「BNPパリバ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月7~18日/賞金総額864万8508ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、大坂なおみ(日清食品)が第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-0で破る金星を挙げ、決勝進出を果たした。試合時間は1時間3分。

 WTAツアーで大坂が決勝に進出したのは、準優勝だった2016年9月の東京(WTAプレミア/ハードコート)以来で2度目となる。

 今大会の本戦に2年連続出場となる大坂は、昨年の大会で3回戦まで勝ち上がり、マディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、4度目の対戦でハレプから初勝利を挙げた。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で対戦し、ハレプが6-3 6-2で勝っていた。

 トップ5の選手と7度目の対戦だった大坂は、3勝目を挙げた。大坂が世界ランク1位の選手を倒したのは、今回が初となる。

 今大会での大坂は、1回戦で元世界ナンバーワンのマリア・シャラポワ(ロシア)を6-4 6-4で、2回戦で第31シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 6-2で、3回戦で予選勝者のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を6-3 6-3で、4回戦でマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 5-7 6-1で、準々決勝では第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 6-3で破って4強入りを決めていた。

 大坂は初タイトルをかけて、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは準決勝で、第8シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を4-6 6-4 7-5で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
INDIAN WELLS, CA - MARCH 16: Naomi Osaka of Japan celebrates after defeating Simona Halep of Romania during their semifinals match during Day 12 of BNP Paribas Open on March 16, 2018 in Indian Wells, California. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)

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