「第40回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日/団体戦:博多の森テニス競技場、個人戦:春日公園テニスコート、博多の森テニス競技場)の競技3 日目の23日(金)、男子団体は3回戦と準々決勝が8ゲームマッチで争われ、ベスト4が決まった。

 法政二(神奈川)は3回戦で足利工大附(栃木)を3勝1敗で退けると、準々決勝もシード校の秀明八千代(千葉)を下して勝ち上がった名経大市邨(愛知)を3勝0敗のストレートで葬り、2004年以来14年ぶりとなる4強進出を果たした。

 昨年は出場できず、関東地区大会にも進めなかった。その悔しさを糧に「チーム全員の力で勝ち上がってきた」と北浦真斗監督。エースで主将を務める徳航太も「優勝するためにやってきた。優勝できるメンバーだと思っています」と目を輝かせた。

 明日の準決勝で法政二と対戦するのは、2年連続4度目の日本一を目指す相生学院(兵庫)だ。相生学院は3回戦で湘南工大附(神奈川)を3勝1敗、準々決勝で京都外大西(京都)を3勝0敗で下しての勝ち上がり。

 湘南工大附との試合ではエースの阿多竜也が敗れ、S2の高畑里玖も足の故障に見舞われたが、苦しい戦いを乗りきった。準々決勝は気合いを入れ直してのストレート勝利。「みんなが実力を出しきれば優勝できると思います」と主将の丸山隼弥が言葉に力を込めた。

画像: 相生学院D1の高畑里玖/中村秋河

相生学院D1の高畑里玖/中村秋河

 名古屋(愛知)はシードを守ってのベスト4入り。3回戦で早稲田実業(東京)を、準々決勝で柳川(福岡)を、ともに3勝0敗のストレートで葬った。昨年は初戦で早稲田実業に敗れており、リベンジを果たしての4強入りだ。

「練習の成果が出せている」と主将の石榑元春が言う。エースとして常に真っ先にチームに勝利を運び、勝利への流れをつくり出している。「ベスト4はうれしい。でもまだここからです」と気を引き締めるように口にした。

画像: 名古屋のエースで主将の石榑元春

名古屋のエースで主将の石榑元春

 名古屋と準決勝で対戦するのは、3年ぶり2度目の優勝を狙う四日市工(三重)となった。3回戦で昨年の準優勝校の東海大菅生(東京)を3勝2敗、準々決勝ではシード校の大分舞鶴(大分)を3勝1敗で連破し、ノーシードから堂々の準決勝進出となった。

 2試合とも接戦を制して勝利をつかみとった。エースの町田晴は「とにかく勝つしかない。自分はナンバーワンなのでチームを引っ張っていかないといけない」と口にする。大分舞鶴との試合はダブルス1を落としたが、町田が昨夏の個人戦インターハイ準優勝の田口涼太郎とのエース対決を9-7で制し、チームに流れを引き戻した。

画像: S2対決を制してチームの勝利を決めた四日市工の副田温斗(右)

S2対決を制してチームの勝利を決めた四日市工の副田温斗(右)

 名古屋と四日市工は東海地区決勝でも対戦しており、そのときは名古屋が3勝2敗で接戦を制した。全国の舞台でふたたび激突となったが、今回も接戦が予想される。

 大会4日目の24日(土)は博多の森テニス競技場で男女団体の準決勝、男女個人の本戦1、2回戦が行われる。団体準決勝は3セットマッチ、個人戦本戦1、2回戦は8ゲームマッチで、ともに9時30分開始予定。

(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)

写真◎上野弘明

※トップ写真は、チームの勝利を決めた瞬間の米田圭佑(法政二)


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