ダブルスは徳田廉大と山﨑純平がともに今季初タイトルを獲得 [F5かしわ国際オープン]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「第19回 かしわ国際オープンテニストーナメント」(千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター/本戦4月2~8日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)の本戦5日目は、男子シングルス準々決勝残り2試合と準決勝1試合および男子ダブルス決勝が行われた。

 トップハーフのシングルス準々決勝は、第3シードのリー・ジェ(中国)がワイルドカード(主催者推薦枠)の市川泰誠(A&F)を6-2 7-6(2)で、越智真(江崎グリコ)は田沼諒太(ワールド航空サービス)を2-6 6-3 7-6(4)で破り、それぞれベスト4に進出した。

 昨年の全日本選手権決勝カードの再現となったボトムハーフの準決勝は、第2シードの高橋悠介(三菱電機)から6-2 4-2の時点で第4シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)が棄権したため、高橋の決勝進出が決まった。

 日本人ペア同士の対戦となったダブルス決勝は、徳田廉大(フリー)/山﨑純平(日清紡ホールディングス)が羽澤慎治(慶應義塾大学)/清水悠太(三菱電機)を3-6 6-4 [10-7]で下して優勝を果たした。試合時間は1時間21分。

 徳田と山﨑のコンビは今回が3大会目のダブルス出場で、ともに今季初タイトルを獲得。シングルスはともに2回戦で、第5シードの徳田が17歳の市川に3-6 3-6で、山﨑は第6シードの今井慎太郎(イカイ)に3-6 4-6で敗れていた。

 今大会での徳田/山﨑は、1回戦でワイルドカードのマキシム・フィリポフ(カザフスタン)/ゴラン・トシッチ(クロアチア)を6-1 6-1で、準々決勝で福田創楽(イカイ)/奥大賢(エキスパートパワーシズオカ)を6-2 6-3で、準決勝では藤井信太(あきやま病院)/越智を7-6(3) 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 4月7日(土)は10時00分から、男子シングルス準決勝残り1試合が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

男子シングルス準決勝

○32高橋悠介(三菱電機)[2] 6-2 4-2 Ret. ●24江原弘泰(日清紡ホールディングス)[4]

男子シングルス準々決勝

○5越智真(江崎グリコ)2-6 6-3 7-6(4) ●4田沼諒太(ワールド航空サービス)

○9リー・ジェ(中国)[3] 6-2 7-6(2) ●14市川泰誠(A&F)[WC]

男子ダブルス決勝

○3徳田廉大/山﨑純平(フリー/日清紡ホールディングス)3-6 6-4 [10-7] ●13羽澤慎治/清水悠太(慶應義塾大学/三菱電機)

※写真はダブルス優勝の徳田廉大(右)/山﨑純平
写真提供◎公益財団法人 吉田記念テニス研修センター(TTC)

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