ダブルスは岡村恭香/奥野彩加がペア結成4大会目で初優勝 [かしわ国際オープン女子]
ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「第19回 かしわ国際オープンテニストーナメント」(千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター/本戦4月3~8日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)の本戦5日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルス決勝が行われた。
シングルスは、前週の甲府(ITF2.5万ドル/ハードコート)で単複を制した第2シードのルクシカ・クンクン(タイ)が第3シードのジェン・サイサイ(中国)を7-6(6) 6-3で、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)は同じ2000年生まれで17歳のデスタニー・アイアバ(オーストラリア)を6-2 6-3で破り、決勝は2週連続同一カードとなった。
ダブルス決勝はノーシード同士の対戦となり、岡村恭香(橋本総業ホールディングス)/奥野彩加(フリー)がハン・ナレ(韓国)/梶谷桜舞(島津製作所)を6-2 6-2で下して大会を制した。試合時間は1時間1分。
3月の横浜(ITF2.5万ドル/ハードコート)で初めてペアを組んだ岡村と奥野は、今回が4大会目のダブルス出場。両者にとって、今季の初タイトルを獲得した。
今季開催されたITF女子サーキット5大会で、日本人選手が優勝を飾ったのは初めてとなる。
今大会での岡村/奥野は、1回戦で大前綾希子(島津製作所)/ピアンタン・プリプーチ(タイ)を6-2 7-5で、準々決勝でアリナ・シリッチ(ロシア)/カルマン・タンディ(インド)を6-4 6-7(2) [10-1]で、準決勝では林恵里奈(福井県スポーツ協会)/小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を2-6 6-2 [10-7]で倒して決勝進出を決めていた。
ふたりはシングルスにも出場していたが、予選を勝ち上がった岡村が1回戦でガオ・シンユー(中国)に7-5 3-6 4-6で、奥野は予選1回戦で第11シードの秋田史帆(北島水産)に1-6 0-6で敗れていた。
大会最終日の4月8日(日)は12時00分から、女子シングルス決勝が行われる予定。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
女子シングルス準決勝
○3ビアンカ・アンドレスク(カナダ)6-2 6-3 ●15デスタニー・アイアバ(オーストラリア)
○32ルクシカ・クンクン(タイ)[2] 7-6(5) 6-3 ●24ジェン・サイサイ(中国)[3]
女子ダブルス決勝
○6岡村恭香/奥野彩加(橋本総業ホールディングス/フリー)6-2 6-2 ●11ハン・ナレ/梶谷桜舞(韓国/島津製作所)
※写真はダブルス優勝の岡村恭香(右)/奥野彩加
写真提供◎公益財団法人 吉田記念テニス研修センター(TTC)
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