20歳の徳田廉大が江原弘泰との日本人対決を制し、今季のシングルス初優勝 [F6愛媛国際オープン]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「ITF ユニ・チャームトロフィー 愛媛国際オープン」(愛媛県松山市・愛媛県総合運動公園テニスコート/本戦4月10~15日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 日本勢が8強を独占したシングルスの決勝は、第5シードの徳田廉大(フリー)が第3シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)を6-0 7-6(2)で倒して大会初代チャンピオンに輝いた。試合時間は1時間24分。

 この結果で徳田は、江原との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年9月にトゥーザウモット(ITF1万ドル/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、江原が6-4 6-4で勝っていた。

 徳田のフューチャーズ大会のシングルスでの優勝は、昨年12月のホアヒン(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来で通算3勝目となる。2週間前の筑波(ITF1万ドル/ハードコート)でも決勝に進出したが、綿貫陽介(日清食品)に5-7 1-6で敗れていた。

 今大会での徳田は、1回戦で予選勝者の島袋将(早稲田大学)を6-4 4-6 6-2で破ると、2回戦は田沼諒太(ワールド航空サービス)の棄権による不戦勝で勝ち上がり、準々決勝で山﨑純平(日清紡ホールディングス)を4-6 6-2 6-4で、準決勝では越智真(江崎グリコ)を6-2 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 今季の国内フューチャーズのシリーズ3大会に出場した徳田は、山﨑とのコンビで臨んだ前週の柏(ITF1.5万ドル/ハードコート)でダブルスを制しており、2週連続でタイトルを獲得した。

シングルス決勝

○17徳田廉大(フリー)[5] 6-0 7-6(2) ●9江原弘泰(日清紡ホールディングス)[3]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はシングルス優勝の徳田廉大(フリー/右)と準優勝の江原弘泰(日清紡ホールディングス/左)
写真提供◎愛媛県テニス協会

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