シュミドローバが2012年覇者アロアバレーナを下してキャリア3勝目 [クラロ・オープン・コルサニタス]

「クラロ・オープン・コルサニタス」(WTAインターナショナル/コロンビア・ボゴタ/4月9~15日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)が第5シードのララ・アロアバレーナ(スペイン)を6-2 6-4で退け、優勝を飾った。試合時間は1時間20分。

 シュミドローバのWTAツアーでのタイトル獲得は、2015年7月のブカレスト(WTAインターナショナル/クレーコート)以来で通算3勝目となる。

 この結果でシュミドローバは、アロアバレーナとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2014年3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の予選で初対戦しており、シュミドローバが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのシュミドローバは、1回戦で2016年覇者のイリーナ・ファルコーニ(アメリカ)を7-5 0-6 6-1で、2回戦で予選勝者のレナタ・ザラズア(メキシコ)を6-1 6-4で破り、準々決勝はワイルドカード(主催者推薦枠)のエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、準決勝では第7シードのアナ・ボグダン(ルーマニア)を6-3 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 世界ランク132位で今大会を迎えたシュミドローバは、ツアーレベルの本戦が今季3大会目で、過去2戦はいずれも初戦敗退に終わっていた。大会後に更新されるランキングでは、2016年9月以来のトップ100復帰を果たすことになる。

 2015年10月に自己最高26位をマークしたシュミドローバは、昨年1月末には273位まで落としていた。

 2012年のこの大会でツアー初優勝を決めた26歳のアロアバレーナは、2年連続準優勝。昨年は決勝で、フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)に敗れていた。

 ダブルス決勝も行われ、第2シードのダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)がマリアナ・デュケ マリノ(コロンビア)/ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-3 6-4で倒して大会を制した。

※写真はオーストラリアン・オープンでのアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 15: Anna Karolina Schmiedlova of Slovakia plays a backhand in her first round match against Daria Kasatkina of Russia on day one of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 15, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Pat Scala/Getty Images)

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