錦織がセッピを倒し、マスターズ4大会ぶりの8強入り [ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

「ロレックス モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/賞金総額523万8735ドル/クレーコート)のシングルス3回戦で、錦織圭(日清食品)が予選勝者のアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-0 2-6 6-3で倒し、ベスト8進出を決めた。試合時間は1時間46分。

 今大会に6年ぶり2度目の出場となる錦織は、1回戦で第12シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を4-6 6-2 6-1で、2回戦ではダニール・メドベデフ(ロシア)を7-5 6-2で破って16強入り。前回プレーした2012年の3回戦でベルディヒと対戦し、6-2 2-6 4-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、セッピとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。前回の対戦は2015年6月のハレ(ATP500/グラスコート)の準決勝で、錦織の第1セット途中棄権でセッピが勝っていた。

 ATPマスターズ1000の大会で錦織が8強に勝ち進んだのは、昨年5月のマドリッド(クレーコート)以来で4大会ぶり18回目となる。

 錦織は準々決勝で、第2シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは3回戦で対戦予定だった第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が棄権したため、不戦勝で勝ち上がっている。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。ATPツアー参戦は、今季4大会目となる。

※写真は錦織圭(日清食品)
MONTE-CARLO, MONACO - APRIL 19: Kei Nishikori of Japan in action during his men's singles match against Andreas Seppi of Italy on day five of the ATP Masters Series Monte Carlo Rolex Masters at Monte-Carlo Sporting Club on April 19, 2018 in Monte-Carlo, Monaco. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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