加藤未唯/二宮真琴が第1セットを奪われ、イギリスが先行 [フェド杯プレーオフ 日本対イギリス]

 女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ(フェド杯)」のワールドグループ2部プレーオフ「日本対イギリス」(4月21、22日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の最終試合のダブルスで日本の加藤未唯(ザイマックス:複55位)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス:複40位)がイギリスのジョハナ・コンタ(複213位)/ヘザー・ワトソン(複64位)と対戦し、第1セットは6-3でイギリスが先取した。

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 イギリスはダブルスのメンバーを当初予定されてたアンナ・スミス(複48位)/ガブリエラ・テイラー(複499位)から変更し、シングルス2試合をプレーしたコンタとワトソンのペアを起用した。

 初日のシングルスは、第1試合で大坂なおみ(日清食品:単22位)がワトソン(単77位)を6-2 6-3で破り、第2試合で奈良くるみ(安藤証券:単100位)がコンタ(単23位)に4-6 2-6で敗れて1勝1敗。この日は第3試合のエース対決で大坂がコンタに3-6 3-6で敗れたが、第4試合で奈良がワトソンを7-6(7) 6-4で倒し、2勝2敗でダブルスを迎えている。

 2月のアジア・オセアニアグループ1部(インド・ニューデリー/ハードコート)でフェド杯デビューを果たした加藤/二宮は、ダブルス4試合で全勝して日本を3年ぶりの優勝に貢献。WTAツアーでは同ペアで3大会に出場し、3勝3敗の戦績を挙げている。

 イギリスはエストニア・タリンで行われたヨーロッパ・アフリカグループ1部(2月7~10日/室内ハードコート)に出場。シングルスがジョハナ・コンタとヘザー・ワトソン、ダブルスにケイティ・ブルター/アンナ・スミスの布陣でグループリーグはポルトガルとエストニアを相手に全勝し、昇格プレーオフではハンガリーを2勝0敗で破ってプレーオフに進出した。

 日本とイギリスは過去に1972年と1985年に2度対戦があり、いずれもイギリスが勝利をおさめている。

※文中の世界ランクは4月16日付

ワールドグループ2部プレーオフ 日本 2-2 イギリス

第1日|4月21日(土)

第1試合 ○大坂なおみ(日清食品:単22位)6-2 6-3 ●ヘザー・ワトソン(単77位)

第2試合 ●奈良くるみ(安藤証券:単100位)4-6 2-6 ○ジョハナ・コンタ(単23位)

第2日|4月22日(日)

第3試合 ●大坂なおみ(日清食品:単22位)3-6 3-6 ○ジョハナ・コンタ(単23位)

第4試合 ○奈良くるみ(安藤証券:単100位)7-6(7) 6-4 ●ヘザー・ワトソン(単77位)

第5試合 加藤未唯(ザイマックス:複55位)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス:複40位)vs ジョハナ・コンタ(複213位)/ヘザー・ワトソン(複64位)

※写真は加藤未唯(左:ネット際)/二宮真琴
撮影◎毛受亮介/テニスマガジン

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