ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が四苦八苦する中、ラファエル・ナダル(スペイン)は印象的な調子を見せ続けている。

「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・バルセロナ/4月23~29日/賞金総額279万4220ユーロ/クレーコート)のシングルス2回戦で、ジョコビッチがまたしても、今回は世界ランク140位のマルティン・クーリザン(スロバキア)に2-6 6-1 3-6で敗れた。

 反対にナダルは、ふたたび堅実に勝った。彼はロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-4で下し、ATPツアーの今季11試合目で、10度目のマッチ勝利をおさめた。 しつこい右肘の故障のあと、調子を取り戻そうと努めていたジョコビッチは、今年出場した5大会でベスト16より先に勝ち進むことができていない。

 現在12位のジョコビッチはスロースタートを克服し、第2セットで奮起して勝負を最終セットに持ち込んだが、3-4からブレークされ、クーリザンにサービスをキープすれば勝利という立場を与えてしまった。 

「素晴らしい気持ち。驚いているよ」とクーリザンは言った。彼は過去4度の対戦で一度もジョコビッチを倒したことがなかったのだ。

「彼が最高の調子でないことは知っているが、勝利は勝利だ。それに3回戦に進出することができて幸せだよ。僕はいつも、バルセロナでいいテニスができている。僕はただただ、ここでのプレーを楽しんでいるよ」

 ジョコビッチは、モンテカルロ・オープンの3回戦でドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れたあとにバルセロナ・オープンの出場を決め、第6シードをつけていた。彼はマイアミとインディアンウェルズでも2回戦で敗れており、オーストラリアン・オープンでもベスト16以上に進むことはできなかった。

 モンテカルロで11度目の優勝を遂げたばかりのナダルは、試合の序盤では一時リードを奪われていたが、結局、試合をきっちり締めくくって3回戦に進出した。

 世界1位のナダルは、クレーで38セットを連続で取っており、自らの最多記録を更新中だ。彼はクレーでのここ33試合のうち32試合に勝っており、そのうち15試合は連勝である。

 ナダルは3回戦で、ギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)と対戦する。ガルシア ロペスは、第14シードの錦織圭(日清食品)が故障でリタイアしたため、試合を終えずして勝ち上がった。

 ナダルが世界1位の座をキープするためには、バルセロナで11番目となるタイトルを獲る必要がある。

 それに先立ち、第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はジル・シモン(フランス)を 6-2 6-1で下した。一方、第3シードのドミニク・ティームは、予選を勝ち上がったジャウム・ムナル(スペイン)を 7-6(8) 6-1で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合に敗れ、コートをあとにするノバク・ジョコビッチ(セルビア)
BARCELONA, SPAIN - APRIL 25: Novak Djokovic of Serbia waves to fans after his match against Martin Klizan of Slovakia during day three of the ATP Barcelona Open Banc Sabadell at the Real Club de Tenis Barcelona on April 25, 2018 in Barcelona, Spain. (Photo by Quality Sport Images/Getty Images)

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