トップシードのメルテンスがトムヤノビッチを下して今季3勝目 [SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ]

「SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ」(WTAインターナショナル/モロッコ・ラバト/4月30日~5月5日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-2 7-6(4)で破り、シングルスでキャリア通算4度目のWTAツアー優勝を果たした。試合時間は1時間45分。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム自己最高の4強入りを果たした22歳のメルテンスは、単複を制した4月のルガーノ(WTAインターナショナル/クレーコート)に続く今季3勝目を挙げた。

 今大会でのメルテンスは、1回戦でクリスティーナ・クコバ(スロバキア)を6-0 6-0で退け、2回戦はラウラ・シグムンド(ドイツ)の第3セット途中棄権で勝ち上がり、準々決勝でサラ・エラーニ(イタリア)を6-3 6-1で、準決勝では第8シードのシェイ・スーウェイ(台湾)を6-0 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 ノーシードから勝ち上がった24歳のトムヤノビッチは、ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)に敗れた2015年2月のパタヤ(WTAインターナショナル/ハードコート)以来となる2度目のツアー決勝の舞台だった。

※写真はオーストラリアン・オープンでのエリース・メルテンス(ベルギー)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 23: Elise Mertens of Belgium celebrates winning a point in her quarter-final match against Elina Svitolina of Ukraine on day nine of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 23, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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