19歳の小堀桃子が日本勢唯一の4強入り [福岡国際女子]

 ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「福岡国際女子テニス」(福岡県福岡市・博多の森テニス競技場/本戦5月8日~13日/賞金総額6万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦4日目は、シングルス準々決勝4試合およびダブルス準々決勝残り2試合と準決勝1試合が行われた。

 シングルスは、第2シードのアリナ・ラディオノワ(オーストラリア)、第5シードのケイティ・ブルター(イギリス)、セニア・リキーナ(ロシア)、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)がベスト4に進出。準決勝では、ラディオノワがリキーナと、ブルターは小堀と対戦する。

 日本勢は、19歳の小堀がイバナ・ヨロビッチ(セルビア)を3-6 7-5 6-2で倒して4強入りを決めたが、予選から勝ち上がってきた藤原里華(北日本物産)はラディオノワに6-4 2-6 3-6で敗れた。

 ダブルスでは、第2シードのナオミ・ブローディ(イギリス)/エイジア・ムハメッド(アメリカ)が奥野彩加(フリー)/タミ・パターソン(オーストラリア)を6-7(6) 6-2 [11-9]で下し、決勝進出を決めている。

 5月12日(土)は10時00分からダブルス準決勝残り1試合、11時00分以降にシングルス準決勝2試合が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

シングルス準々決勝

○8ケイティ・ブルター(イギリス)[5] 6-4 3-6 6-2 ●1ナオミ・ブローディ(イギリス)[1]

○11小堀桃子(橋本総業ホールディングス)3-6 7-5 6-2 ●13イバナ・ヨロビッチ(セルビア)

○23セニア・リキーナ(ロシア)6-2 6-1 ●18ケイティ・ダン(イギリス)

○32アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)[2] 4-6 6-2 6-3 ●27藤原里華(北日本物産)[Q]

ダブルス準決勝

○16ナオミ・ブローディ/エイジア・ムハメッド(イギリス/アメリカ)[2] 6-7(6) 6-2 [11-9] ●10奥野彩加/タミ・パターソン(フリー/オーストラリア)

ダブルス準々決勝

○4加治遥/清水綾乃(島津製作所/Club MASA)[Q] 6-4 7-6(5) ●1ジャクリーン・カコ/ローラ・ロブソン(アメリカ/イギリス)[1]

○7タラ・ムーア/アムラ・サディコビッチ(イギリス/スイス)6-1 6-4 ●6西本恵/高畑寿弥(島津製作所/橋本総業ホールディングス)

※写真はシングルス準決勝に進出した19歳の小堀桃子(橋本総業ホールディングス)
写真提供◎福岡国際女子テニス事務局
撮影◎藤江信雄(九州テニス協会 オフィシャル フォトグラファー)

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