「DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 兼 ワールドジュニアテニス世界大会 代表選考会」(千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター/5月17~20日/ハードコート)の3日目を終え、14歳以下と12歳以下の男女シングルスのファイナリストが出揃った。

 14歳以下の男子シングルスで最初に決勝進出を決めたのは、第2シードでボトムハーフを勝ち上がった森田皐介(関東/一筆TC)。1回戦からすべてストレート勝ちで、準々決勝はフラット系でスピードのあるショットで押してくる細川暖生(関東/京王赤城アカデミー)に対し、「重心を低くして、相手の逆を突いてポイントが取れた」と狙い通りの展開で6-3 6-1と勝利した。

 準決勝は、3月に開催された「ワールドジュニア アジア・オセアニア最終予選」でチームメイトとしてともに戦った水口翔瑛(関西/テニスプラザ尼崎)と対戦。ここまで強力なサービスを武器に勝ち上がってきた水口に対し、鋭いリターンで攻め立て「調子がよかった」というサービスで圧倒した。

 トップハーフを勝ち上がったのは第1シードのジョーンズ怜音(東海/暁中学校)。こちらもすべてストレート勝ちだが、この日は少しもつれた。準々決勝は第2セットで中島暁(北信越/エムスタイルTA)に追い上げられ、タイブレークの末に振りきった。

 山田矢音(関東/桜田倶楽部)との準決勝では、第1セットを難なく奪い、第2セット5-2でマッチポイントを迎えたが、生かせなかった。その後はフォアのミスが急激に増え「そこに意識を集中してしまい、他のショットまでおかしくなった」とポイントが取れず、6-6に追いつかれてしまう。最終的にはタイブレークを9-7で制し、勝利をもぎ取った。

 2年前、12歳以下のシングルスで優勝したジョーンズとベスト8の森田。その頃から技術は高かったが、体が小さかった2人。今大会は身も心も大きく成長し、パワーアップしてこの舞台に帰ってきた。ワールドジュニアのアジア・オセアニア予選を戦うなど、国際経験も積んでおり、その視線はこの大会優勝だけにとどまらず、その先を見据えている。

 世界で勝つことを視野に入れて戦う2人が、決勝戦でどのような戦いを見せるか、大いに注目される。

(編集部◎池田晋)

※写真は14歳以下男子シングルス決勝に進出した第1シードのジョーンズ怜音(東海/暁中学校)
撮影◎小山真司/テニスマガジン

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