地元のワウリンカとトップシードのクエリーがベスト4を前に敗退 [ジュネーブ・オープン]

 スイス・ジュネーブで開催されている「エリック・ストゥルザ銀行 ジュネーブ・オープン」(ATP250/ 5月20~26日/賞金総額56万1345ユーロ/クレーコート)のシングルスベスト4の顔ぶれが決まる中、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と第1シードのサム・クエリー(アメリカ)が敗れた。

 準々決勝でマートン・フクソービッチ(ハンガリー)に4-6 0-6でストレート負けを喫したワウリンカは、ジュネーブのホーム・ファンの前では、フレンチ・オープンで優勝した年でもある2015年以来の苦杯をなめた。

 クエリーは、雨のため遅れていた彼にとっての初戦である2回戦で、ギド・ペラ(アルゼンチン)に5-7 7-6(6) 6-7(4)で惜敗した。

 これは世界13位のクエリーにとって、日曜日に始まるフレンチ・オープン前のクレーコート大会で、3連続となる早期敗退だった。クエリーは先月のヒューストンでもペラに敗れていた。

 ワウリンカのランキングは、執拗な膝の故障でプレーを休止している間に25位にまで落ち、水曜日の彼の2回戦での勝利は、ツアーで約4ヵ月ぶりのものだった。

 フクソービッチは準決勝で、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。第6シードのジョンソンはこの日、雨による遅れの影響でずれこんだ2回戦と、準々決勝の双方に勝った。彼は午前中に予選から勝ち上がったルーカシュ・ロソル(チェコ)を6-4 4-6 6-3で下し、午後にふたたびコートに戻るとペラを 6-3 6-4で倒した。

 第2シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は、準決勝でノーシードのペーター・ゴヨブチック(ドイツ)と対戦することになった。31歳の誕生日を迎えたフォニーニはこの日、テニス・サングレン(アメリカ)に対する準々決勝を7-6(3) 7-6(5)で制した。

 世界49位のゴヨブチックは、第7シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-3 6-7(3) 6-3のフルセットの戦いの末に下して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はローマの大会でのスタン・ワウリンカ(スイス)
ROME, ITALY - MAY 13: Stan Wawrinka of Switzerland looks on against Steve Johnson of the USA during day one of the Internazionali BNL d'Italia 2018 tennis at Foro Italico on May 13, 2018 in Rome, Italy. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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