ティームが今季2勝目を挙げ、全仏へのウォームアップを完了 [リヨン・オープン]

 フランス・リヨンで開催された「リヨン・オープン」(ATP250/5月20~26日/賞金総額56万1345ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が地元選手のジル・シモン(フランス)を3-6 7-6(1) 6-1で倒して優勝を飾り、フレンチ・オープンのためのウォームアップを締めくくった。

 ティームは第2セットでワンブレークを許しながら巻き返し、今季ふたつ目、キャリアで10番目のタイトルを手に入れた。

 これはティームにとって、シモンに対する9対戦で7度目の勝利に当たる。シモンはツアー14勝目を目指していた。ティームは33歳のシモンのサービスゲームを総じて4度ブレークした。

 24歳のティームは、今季クレーコート上でラファエル・ナダル(スペイン)を倒した唯一のプレーヤーだ。彼はマドリッド・オープンの準々決勝でそれをやってのけたが、決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れた。

 世界8位のティームは、ここ2回のフレンチ・オープンで準決勝に至っている。全仏の1回戦は、早くも日曜日にパリで開始する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマドリッドの大会でのドミニク・ティーム(オーストリア)
MADRID, SPAIN - MAY 13: Dominic Thiem of Austria in a action against Alexander Zverev of Germany in the final matchduring day nine of the Mutua Madrid Open tennis tournament at the Caja Magica on May 13, 2018 in Madrid, Spain. (Photo by Denis Doyle/Getty Images)

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