スティーブンスがカサキナを破り、準決勝はキーズとのアメリカ対決に [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、昨年のUSオープン優勝者で第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-1で倒し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間10分。

 全仏に2年ぶり7回目の出場となるスティーブンスは、過去4度(2012年~15年)のベスト16がこれまでの最高成績だった。昨年は足の手術からの回復途上で欠場しており、前回プレーした2016年は3回戦でツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)に2-6 1-6で敗れていた。グランドスラムでの4強は、優勝を飾った昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来で通算3度目となる。

 この結果でスティーブンスは、カサキナとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2016年4月のアトランタ(WTAプレミア/クレーコート)の準々決勝はスティーブンスが6-1 5-7 7-5で、今年3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の3回戦ではカサキナが6-4 6-3で勝っていた。

 今大会でのスティーブンスは、1回戦でラッキールーザーのアランチャ・ラス(オランダ)を6-2 6-0で、2回戦で予選勝者のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-2 6-2で、3回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)を4-6 6-1 8-6で、4回戦では第25シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-2 6-0で破り、初の8強入りを決めていた。

 スティーブンスは準決勝で、第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたユリア・プティンセバ(カザフスタン)を7-6(5) 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はスローン・スティーブンス(アメリカ)
PARIS, FRANCE - JUNE 05: Sloane Stephens of The United States plays a backhand during the laies singles quarter finals match against Daria Kasatkina of Russia during day ten of the 2018 French Open at Roland Garros on June 5, 2018 in Paris, France. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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