ハレプがケルバーを2時間14分のフルセットで振りきりベスト4進出 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第12シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-7(2) 6-3 6-2で倒し、ベスト4進出を果たした。試合時間は2時間14分。

 全仏に9年連続出場となるハレプは、過去2度(2014年、17年)の準優勝がこれまでの最高成績。昨年は2度目の決勝進出を果たしたが、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-4 4-6 3-6で敗れていた。

 この結果でハレプは、ケルバーとの対戦成績を6勝4敗と勝ち越した。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で対戦し、ハレプが6-3 4-6 9-7で勝っていた。

 今大会でのハレプは、1回戦でアリソン・リスク(アメリカ)を2-6 6-1 6-1で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-3 6-1で、3回戦でアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を7-5 6-0で、4回戦では第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 6-1で破って8強入りを決めていた。

 ハレプは準決勝で、2016年覇者で第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。ムグルッサは準々決勝で、第28シードのマリア・シャラポワ(ロシア)を6-2 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)
PARIS, FRANCE - JUNE 06: Simona Halep of Romania celebrates victory following her ladies singles quarter finals match against Angelique Kerber of Germany during day eleven of the 2018 French Open at Roland Garros on June 6, 2018 in Paris, France. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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