ナダルがデル ポトロをストレートで退け、11度目の全仏制覇に王手 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を6-4 6-1 6-2で退け、大会連覇に王手をかけた。試合時間は2時間14分。

 全仏に14年連続出場となるナダルは、昨年の決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)を倒して自身の持つ最多記録を更新する10度目の優勝。クレーコートの前哨戦では、モンテカルロ(ATP1000)、バルセロナ(ATP500)、ローマ(ATP1000)でタイトルを獲得し、今大会を迎えている。

 この結果でナダルは、デル ポトロとの対戦成績を10勝5敗とした。前回の対戦は昨年9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準決勝で、ナダルが4-6 6-0 6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのナダルは、1回戦でラッキールーザーのシモーネ・ボレッリ(イタリア)を6-4 6-3 7-6(9)で、2回戦でギド・ペラ(アルゼンチン)を6-2 6-1 6-1で、3回戦で第27シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-3 6-2 6-2で、4回戦でマクミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-3 6-2 7-6(4)で、準々決勝では第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を4-6 6-3 6-2 6-2で破って4強入りを決めていた。

 ナダルは11度目の全仏制覇をかけて、第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは準決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたマルコ・チェッキナート(イタリア)を7-5 7-6(10) 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
PARIS, FRANCE - JUNE 08: Rafael Nadal of Spain celebrates victory during his mens singles semi-final match against Juan Martin Del Potro of Argentina during day thirteen of the 2018 French Open at Roland Garros on June 8, 2018 in Paris, France. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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