バイス/上地結衣が4度目のグランドスラム制覇に向け決勝進出 [フレンチ・オープン・車いすの部]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス1回戦で、第1シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/上地結衣(エイベックス)がサビーネ・エラルブロック/カタリーナ・クルーガー(ともにドイツ)を6-4 7-6(1)で破り、大会連覇に王手をかけた。試合時間は1時間49分。

 上地とバイスのコンビは、今大会が11度目のダブルス出場。グランドスラムでは3度(2016年~17年全豪、2017年全仏)タイトルを獲得している。

 バイス/上地は決勝で、第2シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と対戦する。デ グロート/ファンクォトは1回戦で、シャーロット・ファマン(フランス)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-0 6-0で下しての勝ち上がり。

 この日行われたシングルス準決勝でファンクォトを6-3 7-6(8)で破った上地は、大会連覇をかけて第2シードのデ グロートとの対戦に臨むことになっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスでアルフィー・ヒュウェット(イギリス)がグランドスラム初制覇、女子シングルスは上地が3年ぶり2度目の優勝を飾った。ダブルスは、ステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)とバイス/上地が大会を制した。

※写真はマジョレーン・バイス(奥)/上地結衣
撮影◎毛受亮介/テニスマガジン

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