16歳のツェン・チュンシンが2度目のグランドスラム・ジュニア決勝で初優勝 [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)のジュニア男子シングルス決勝で、ツェン・チュンシン(台湾)が第1シードのセバスチャン・バエズ(アルゼンチン)を7-6(5) 6-2で下し、全試合ストレート勝利でグランドスラム・ジュニア初優勝を果たした。試合時間は1時間20分。

 16歳のツェンは、1月の全豪ジュニア(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で決勝に進出したが、セバスチャン・コルダ(アメリカ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 今大会でのツェンは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアロルド・マヨ(フランス)を6-3 6-2で、2回戦でニコラス・アルバレス バロナ(スペイン)を6-2 6-4で、3回戦でジョアン ルーカス・レイス ダ シルバ(ブラジル)を6-1 6-1で、準々決勝で第9シードのニコラス・メヒア(コロンビア)を6-2 6-3で、準決勝では第2シードのコルダを6-2 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 ツェンは、ホー・レイ(台湾)とのペアで第5シードのダブルスでも勝ち残っており、単複2冠をかけてオンドレイ・スティーラ(チェコ)/田島尚輝(TEAM YONEZAWA)と対戦する。

ジュニア男子シングルス決勝

○48ツェン・チュンシン(台湾)[4] 7-6(5) 6-2 ●1セバスチャン・バエズ(アルゼンチン)[1]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はツェン・チュンシン(台湾)
PARIS, FRANCE - JUNE 09: Chun Hsin Tseng of Chinese Taipei celebrates victory during his boys singles final against Sebastian Baez of Argentina during day fourteen of the 2018 French Open at Roland Garros on June 9, 2018 in Paris, France. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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