ハレプがスティーブンスから第2セットを取り返し、女子決勝は最終セットへ [フレンチ・オープン]

「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月27日~6月10日/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と昨年のUSオープン優勝者で第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が対戦。第1セットを3-6で落としたハレプが第2セットを6-4で取り返し、最終セットに持ち込んだ。

 両者の過去の対戦成績は、ハレプが5勝2敗でリード。昨年は8月にハードコートで2度対戦しており、ワシントンDC(WTAインターナショナル)の1回戦は7-6(3) 6-0で、シンシナティ(WTAプレミア5)の準決勝では6-2 6-1で、いずれもハレプが勝っている。

 全仏に9年連続出場となる26歳のハレプは、過去2度(2014年、17年)の準優勝がこれまでの最高成績。昨年は2度目の決勝進出を果たしたが、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-4 4-6 3-6で敗れていた。1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では決勝でカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に敗れており、4度目のグランドスラム決勝で初優勝を目指している。

 昨年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム制覇を果たした25歳のスティーブンスは、昨年は足の手術からの回復途上で欠場していた。今シーズンは3月にマイアミで、初のWTAプレミア・マンダトリーのタイトルを獲得。ここまでのツアー決勝での戦績は、6勝0敗となっている。

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)
PARIS, FRANCE - JUNE 09: Simona Halep of Romania plays a forehand during the ladies singles final against Sloane Stephens of The United States during day fourteen of the 2018 French Open at Roland Garros on June 9, 2018 in Paris, France. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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