桑田寛子が今季初タイトルを獲得、井上雅/波形純理はダブルス準優勝 [ITFシンガポール2.5万ドル]

 ITF(国際テニス連盟)の女子2.5万ドル大会「シンガポールITF女子サーキット WC1」(シンガポール/6月4~10日/ハードコート)のシングルス決勝で、第8シードの桑田寛子(島津製作所)が第5シードのヨバナ・ヤセッチ(セルビア)を7-6(4) 6-0で破り、今季初優勝を果たした。試合時間は2時間13分。

 桑田のITF女子サーキットのシングルスでのタイトル獲得は、2016年5月の岐阜(ITF7.5万ドル/ハードコート)以来で通算7勝目となる。

 今大会での桑田は、1回戦で予選勝者の輿石亜佑美(浦和麗明高校)を7-6(3) 6-7(10) 6-4で、2回戦で予選勝者のビクトリア・ムンテアン(フランス)を6-2 6-2で、準々決勝で第4シードの美濃越舞(YCA)を6-1 6-1で、準決勝では江口実沙(橋本総業ホールディングス)を2-6 7-5 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 日本勢は13人がシングルス本戦に出場し、第3シードの加治遥(島津製作所)と江口がベスト4、美濃越は8強入りを果たした。

 ダブルスでは、井上雅(テニスラウンジ)/波形純理(伊予銀行)が第1シードから決勝に勝ち上がり、ゾーイ・ハイブス/オリビア・タンドラモリア(ともにオーストラリア)に4-6 6-4 [6-10]で敗れて準優勝となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

シングルス決勝

○16桑田寛子(島津製作所)[8] 7-6(4) 6-0 ●25ヨバナ・ヤセッチ(セルビア)[5]

シングルス準決勝

○16桑田寛子(島津製作所)[8] 2-6 7-5 6-3 ●4江口実沙(橋本総業ホールディングス)

○25ヨバナ・ヤセッチ(セルビア)[5] 6-3 6-0 ●24加治遥(島津製作所)[3]

シングルス準々決勝

○4江口実沙(橋本総業ホールディングス)6-4 6-3 ●5リー・ペイチー(台湾)

○16桑田寛子(島津製作所)[8] 6-1 6-1 ●9美濃越舞(YCA)[4]

○24加治遥(島津製作所)[3] 6-1 6-4 ●20プリシラ・ハイゼ(フランス)

○25ヨバナ・ヤセッチ(セルビア)[5] 4-6 6-1 6-4 ●29キム・ダビン(韓国)[WC]

ダブルス決勝

○11ゾーイ・ハイブス/オリビア・タンドラモリア(オーストラリア)6-4 4-6 [10-6] ●1井上雅/波形純理(テニスラウンジ/伊予銀行)[1]

ダブルス準決勝

○1井上雅/波形純理(テニスラウンジ/伊予銀行)[1] 2-6 7-5 [11-9] ●5加治遥/大前綾希子(島津製作所)[4]

○11ゾーイ・ハイブス/オリビア・タンドラモリア(オーストラリア)7-6(5) 6-3 ●16ヨバナ・ヤセッチ/桑田寛子(セルビア/島津製作所)[2]

※写真は昨年の岐阜の大会での桑田寛子(島津製作所)
撮影◎太田裕史/テニスマガジン

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