プロ2年目の野口莉央が菊池玄吾を下してフューチャーズ大会2勝目 [F8昭和の森オープン]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「ITF MEN'S CIRCUIT 昭和の森国際男子テニストーナメント 吉田輝也メモリアルトーナメント 」(東京都昭島市・昭和の森テニスセンター/本戦4月12~17日/賞金総額1.5万ドル/砂入り人工芝REDコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 シングルス決勝は、第5シードの野口莉央(明治安田生命)がノーシードから勝ち上がってきた菊池玄吾(福井県スポーツ協会)を6-3 6-4で倒し、優勝を果たした。試合時間は1時間21分。

 2016年のインターハイ優勝者で昨年2月にプロ転向を果たした19歳の野口は、5月のトゥアティエン フエ(ITF1.5万ドル/ハードコート)に続くフューチャーズ大会のシングルスで2勝目を挙げた。前週の軽井沢(ITF2.5万ドル/クレーコート)でも決勝まで勝ち進んだが、斉藤貴史(橋本総業ホールディングス)に敗れていた。

 今大会での野口は、1回戦で岡村一成(橋本総業ホールディングス)を6-4 6-3で、2回戦で予選勝者の松尾友貴(橋本総業ホールディングス)を6-0 6-3で、準々決勝で17歳の川上倫平(荏原SSC)を6-4 6-2で、準決勝では第4シードの望月勇希(中央大学)を3-6 6-4 6-3で下して決勝進出を決めていた。

 2016年の大会優勝者でもある26歳の菊池は、フューチャーズ大会での2勝目を目指していた。

シングルス決勝

○8野口莉央(明治安田生命)[5] 6-3 6-4 ●21菊池玄吾(福井県スポーツ協会)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はシングルス優勝の野口莉央(明治安田生命/左)と準優勝の菊池玄吾(福井県スポーツ協会/右)
写真提供◎株式会社テニスユニバース
撮影◎北沢 勇(オフィシャルカメラマン)

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