ティームと杉田祐一が2回戦で対戦へ [ゲリー・ウェバー・オープン]

 ドイツ・ハレで始まった「ゲリー・ウェバー・オープン」(ATP500/6月18~24日/賞金総額211万6915ユーロ/グラスコート)はシングルス1回戦が行われ、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、錦織圭(日清食品)らが勝ち上がり2回戦に進んだ。

 フレンチ・オープン準優勝者で第3シードのティームは19本のサービスエースを決め、予選を勝ち上がったミカエル・ユーズニー(ロシア)を7-6(5) 6-2で下した。ティームは2回戦で、世界ランク52位の杉田祐一(三菱電機)と対戦する。杉田は ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)に6-4 5-7 6-3で競り勝った。

 ティームと杉田の対戦は今回が2度目で、昨年クレーコートのマドリッド準々決勝で戦い、そのときはティームが6-1 6-2で勝っている。

 第4シードのバウティスタ アグートは、ほとんど問題に直面することなくヤンレナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 6-1で下した。

 バウティスタ アグートは、次の2回戦でロビン・ハッサ(オランダ)と対戦する。ハッサはジョアン・ソウザ(ポルトガル)との接戦を4-6 7-5 6-4で制した。予選勝者のデニス・クドラ(アメリカ)もまた、ルーカス・ラッコ(スロバキア)を6-4 6-4で倒し2回戦に進んだ。

 第7シードの錦織は予選勝者のマティアス・バッキンガー(ドイツ)を6-3 7-6(3)で下すことにより、グラスコートシーズンを始めた。錦織は、次の2回戦でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)とカレン・ハチャノフ(ロシア)の試合の勝者と対戦する。

 今大会の第1シードは先週のドイツ・シュツットガルト(ATP250)優勝者で、現世界1位のロジャー・フェデラー(スイス)、第2シードは世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)となっている。ふたりは火曜日にそれぞれ1回戦を戦い、フェデラーがアルヤズ・ベデネ(スロベニア)と、ズベレフはボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
18 June 2018, Germany, Halle: Tennis, ATP Tour, singles, men's, first round. Dominic Thiem from Austria in action against Mikhail Mikhailovich Youzhny from Russia. Photo: Friso Gentsch/dpa (Photo by Friso Gentsch/picture alliance via Getty Images)

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