「ネイチャーバレー・クラシック」(WTAプレミア/イギリス・バーミンガム/6月18~24日/賞金総額93万6128ドル/グラスコート)のシングルス準決勝で、タイトル防衛を目指す第4シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 6-2で破り、印象的なプレーぶりで決勝へと突き進んだ。

 鋭いグラウンドストロークとのびのびとしたネットプレーを見せたクビトバは、ツアーでもっとも上達した選手のひとりを圧倒した。ノーシードのブザネスクは、クビトバのサービスゲームをブレークして2-3と追い上げ、一時的には接戦となった先月のプラハ決勝で第1セットを取ったときのような抵抗を見せられるかと思われた。

 しかしながら、それはクレーコートでのことであり、グラスコート上では今、クビトバが他の誰よりも優勢であるように見える。

 18ヵ月前に強盗に襲われて負傷したあと、クビトバのキャリアは深刻な危機にさらされていると思われていた。しかし今、もしさらに3週間この調子を維持できれば、彼女はすべてを可能とするかもしれない。

 この日の勝利はクビトバにとって、今年のマッチ36勝目であり、彼女は今や世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)を追い越し、勝利数でツアーのトップを走っている。

「シーズンの出だしには、こんなことは予想していなかった。私はオーストラリアでいいスタートを切ることができなかったけれど、今、ここまでのところ、これよりよいシーズンは想像できないわ」とクビトバはコメントした。

「試合の序盤には、(自分同様)左利きの選手とプレーすることに慣れるのに、少し時間がかかった」とクビトバは説明した。第1セットで2度ブレークを果たしたあと、クビトバはフラットで強く打ってリスクを冒すことを恐れず、第2セットでもさらに2度ブレ―クに成功した。

「私は常に勝つことを期待しているから、決して容易ではないわ」とクビトバは言った。「緊張感は常にある。私はただ、できる限りいいプレーをし、勝とうと努めているの」。

 彼女は、マグダレナ・リバリコバ(スロバキア)に対する日曜日の決勝でも、そうする必要があるだろう。手首と膝の手術のあと、キャリア存続の危機にさえさらされたグラスコート巧者のリバリコバは、バーボラ・ストリコバ(チェコ)を7-6(1) 6-4で下し、バーミングガムでは2度目となる決勝進出を遂げた。

 これは、昨年の序盤には453位だったリバリコバの目覚ましい回復ぶりの、さらなる証拠でもあった。昨年のウインブルドンで準決勝に進出した彼女は、今、9年前に勝ち取ったバーミンガムのタイトルを、ふたたびものにするチャンスを擁している。

 リバリコバはスライスを効果的に使い、自信に満ちた様子でネットを取り、頻繁にいいボレーを決めた。

「決勝については明日考える」とリバリコバは言った。「これは私にとって、素晴らしい成績だわ」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はペトラ・クビトバ(チェコ)
BIRMINGHAM, ENGLAND - JUNE 23: Petra Kvitova of the Czech Republic celebrates match point during her singles semi-final match against Mihaela Buzarnescu of Romania during day eight of the Nature Valley Classic at Edgbaston Priory Club on June 23, 2018 in Birmingham, United Kingdom. (Photo by Jordan Mansfield/Getty Images for LTA)

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