元準優勝者のブシャール、ズボナレワらが予選を通過しウインブルドン出場

 ウインブルドンで準優勝した経験を持つふたりの選手、ユージェニー・ブシャール(カナダ)とベラ・ズボナレワ(ロシア)が、予選を勝ち上がることによって本戦出場権を獲得した。

 2014年大会の決勝でぺトラ・クビトバ(チェコ)に敗れたブシャールは、予選の3試合目(決勝)でマリアナ・デュケ マリノ(コロンビア)を6-3 6-2で下した。ブシャールの世界ランキングは現在191位となっている。

 今年2月にブシャールは、2015年USオープンのロッカールームで転んだときに被った脳しんとうに関する問題について、全米テニス協会(USTA)との裁判沙汰に決着をつけた。

 2010年ウインブルドン決勝で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れたズボナレワは、木曜日の予選で19歳のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-2 6-3で下して本戦出場を決めた。

 2010年USオープンの準優勝者でもあった33歳のズボナレワは、2015年オーストラリアン・オープン以降、どのグランドスラム大会の本戦でもプレーしていなかった。彼女が最後にプレーしたウインブルドンは、その1年前の2014年大会になる。

 そのほかの予選では、18歳のクレア・リュー(アメリカ)がニコール・ギブズ(アメリカ)を6-4 6-3で倒し、このグラスコートのグランドスラム大会でジュニア・タイトルを獲得した1年後に、初のウインブルドン本戦出場を果たした。

 38歳のステファン・ロベール(フランス)は、1974年に40歳だったニール・フレーザー(オーストラリア)に次いで2番目に年齢の高いウインブルドン予選勝者となった。

 ルベン・ビーママンズ(ベルギー)は5度目の予選突破を果たすことにより、オープン化以降の時代での最高記録とタイで並んだ。ビーママンズは予選決勝で、バーナード・トミック(オーストラリア)を6-3 6-1 6-2で下して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は予選2回戦でのユージェニー・ブシャール(カナダ)
LONDON, ENGLAND - JUNE 27: Eugenie Bouchard of Canada celebrtaes a point during her ladies singles qualifying match against Karolina Muchova of Czech Republic on Day Three of Wimbledon Qualiifying on June 27, 2018 at the Bank of England Sports Centre in London, England. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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