ラッコとズベレフ兄がともにATPツアー初優勝に王手 [ネイチャーバレー国際]

 イギリス・イーストボーンで開催されている「ネイチャーバレー国際」(ATP250/6月25~30日/賞金総額72万1085ドル/グラスコート)の男子シングルス決勝で、ノーシードのルーカス・ラッコ(スロバキア)とミーシャ・ズベレフ(ドイツ)が対決することになった。

 1時間もかけずに第4シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)を6-3 6-4で下したラッコは、2度目のATPツアー大会決勝へと駒を進めた。彼が最初に決勝行きを決めた日から、すでに6年半が経過していた。

 30歳のラッコは、第1シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を倒してキャリア最高の勝利を収めた2回戦以来、自信を膨らませていた。

 一方のズベレフは、2時間弱をかけたこの日の準決勝で、ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を7-6(9) 6-4で倒した。ズべレフは昨年5月のジュネーブ(ATP250/クレーコート)に続くキャリア3度目の決勝進出で、ともにツアー初優勝を目指すことになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はルーカス・ラッコ(スロバキア)
EASTBOURNE, ENGLAND - JUNE 29: Lukas Lacko of Slovakia reacts to winning his semi-final match against Marco Cecchinato of Italy on day eight of the Nature Valley International at Devonshire Park on June 29, 2018 in Eastbourne, United Kingdom. (Photo by Bryn Lennon/Getty Images)

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