2018年からUSオープンの全コートで「チャレンジ」が可能に

 2018年から、USオープンのシングルス、ダブルス、ミックスダブルスに使われる17のコートすべてに、エレクトリック・ラインコールとビデオ・レビュー(ビデオによる判定の確認)の設備が設置されることになった。

 全米テニス協会(USTA)は、USオープンにおいてすべての試合でこのテクノロジーが使えるようになるのは、大会史上初めてのことだと言った。

 USオープンは、2006年に初めてエレクトリック・ラインコールのシステムを導入した。

 アーサー・アッシュ・スタジアム、ルイ・アームストロング・スタジアム、グランドスタンド、コート17の4つのメインコートには、その場でリプレイを行って判定を検討するチームが施設内に常駐することになる。中枢オフィスが、他の試合のエレクトリック・レビューを司る。昨年までは、7つのコートに同システムが備わっていた。

 今年のUSオープンは、8月27日に開幕する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンの女子シングルス2回戦が行われたコート13の様子
NEW YORK, NY - AUGUST 31: Denisa Allertova of Czech Republic serves against Naomi Osaka of Japan during their second round Women's Singles matchon Day Four of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 31, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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