「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、ギド・ペラ(アルゼンチン)が2セットダウンから巻き返し、第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を3-6 1-6 6-4 7-6(3) 7-5で下す番狂わせを演じた。

 いつも通りの勝利に向け順調に進んでいるように見えたチリッチだったが、水曜日に始まった試合は雨により、第3セットの途中で翌日に順延された。そして木曜日に試合が再開されたとき、チリッチは同じリズムを見つけることができなかったのである。

「昨日、彼(チリッチ)は本当にいいプレーをしていた。ボールを非常に強く打ってきて、僕は何もすることができなかった」と世界82位のペラはコメントした。

「だから、雨は僕を大いに助けてくれたよ」

 チリッチは昨年、決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたものの準優勝しており、先月のクイーンズクラブの大会では決勝で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒し、素晴らしい調子であるところを見せていた。

 彼の早期敗は、フェデラーの決勝への道を、より開けたものにした。第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が1回戦で敗退し、今度はチリッチが消えたことで、フェデラーのいるドロー上半分にいる中でもっともシード数が高いのは、第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)だ。

「ボールを打つフィーリングが、昨日ほど心地よくなかった」とチリッチは言った。

「僕(のショット)は昨日ほど正確ではなかった。僕はいくつかのボールを…簡単なボールをミスし、彼にカムバックするチャンスを与えてしまった」

 グランドスラム優勝歴3回のスタン・ワウリンカ(スイス)もまた、予選を勝ち上がったトーマス・ファビアーノ(イタリア)に6-7(7) 3-6 6-7(6)のストレートで屈し、2回戦で敗退した。この試合もまた、水曜日に第3セットで6-5とワウリンカがリードしていたところで、雨のため翌日に順延となっていた。再開後にファビアーノは迅速に勝利を決め、グランドスラム大会で自己最高に並ぶ3回戦進出を果たした。

 膝の手術とそれによるプレー休止期間により、ランキングを224位にまで落としていたワウリンカは、1回戦で1セットダウンから巻き返して世界6位のディミトロフを倒し、復帰後初の対トップ10勝利を挙げていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はギド・ペラ(アルゼンチン)
LONDON, ENGLAND - JULY 05: Guido Pella of Argentina celebrates after defeating Marin Cilic of Croatia in their Men's Singles second round match on day four of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 5, 2018 in London, England. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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